品質管理課では、三次元測定機をはじめ大小さまざまな検査機器、屋外環境の変化に対応する促進試験装置（紫外線照射・塩水噴霧・酸性雨滴下装置）を含めた20台弱の機器・装置を使い分けて、様々なチェックをおこなっています。タニタらしさの高品質を守るために、4M（人・設備・材料・方法）の変化点を見逃さずに注視することを心がけています。同時に社外で発生してしまったクレーム事項の対応や再現性試験も請け負っており、日々品質の向上のために知見の収集を心がけています。

現場の検査では、出荷前製品をすべて目視で検査しています。打痕やキズの有無、または暗箱と呼ばれる照明機の光量で、背着した箇所の漏れや穴・継ぎ目不具合等の不良品を検査して、その場で梱包して出荷となっています。通常、工場では各セクションごとに指示書がありますが、検査部門では指示書やチェック項目のまとめが充実しており、不良品防止につとめることでお客様満足度向上を図っています。