ここでは工場内で使う板材を、スリッターと呼ばれる複合大型機械で必要な幅のコイル材に切り出す作業をおこなっています。銅材・SusCu材・ガルバリウム・一部ステンレスもここでカットしていて、工場の心臓部、トップバッターとも言える部門です。そのため板材の幅の管理については徹底しており、コンマ単位で管理しています。また幅だけでなく、切り出した後のコイル材にはバリや波ができてしまうことがあり、後の成形セクションで不良品となってしまう場合があります。そのため板材によって刃の交換、定期的に切り出し中の板材の幅に変化がないかチェックをしながら、工夫して巻き取るようにしています。

プレッシャーもある仕事ですが、責務も刺激として受け取れば楽しく、工場全体に及ぼしている影響も非常に誇らしい仕事です。