雪国の雨のみち

先週の出張で仕入れた写真を幾つかUPします。
ふたつの写真に見られるように梯子をかけたままの建物が結構ありました。
いつでも雪下ろしができるようという準備でしょうか?

軒先にはこんな氷柱ができています。
落ちてくることを考えるとちょっと怖いくらいですね。

ここはおそらく雪下ろしをされた後のようです。
敷地に余裕があるので降ろした雪が敷地内におかれています。

雨といがあっても氷柱ができ、軒先から覆い被さるような状態になっています。

日中に少し溶けた雪が夜に氷になることを繰り返す。
それが育っていくとこのように軒先にだいぶ出てくるケースもあります。
この下を歩くのはちょっと勇気が入りますね。

またこの建物のように雪がほとんど落ちている建物もあります。
最近の建物は高断熱化が進み、屋根から熱が逃げなくなってきているようです。
つまり、室温が屋根から逃げることで溶けていた雪が高断熱化で溶けなくなっているようです。
溶ける・凍るを昼夜繰り返すことが氷柱や軒先からせり出す雪の層に繋がるようです。

そのような中、こんな雨といを見つけました。
ちょうど金具のところで軒といが垂れ下がるようになり、
雪害で壊れない雨といのようです。

軒といとたてといをつなぐ呼びといも取り外してあります。

雪国には雪国独自の雨のみちがありますね(雪のみちかもしれませんが)。

“雪国の雨のみち” への2件の返信

  1. SECRET: 0
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    この雨樋、どうなっているんでしょうか?
    雪に押されないにしても、雨水は拾えるんでしょうか。
    OMソーラーもプロペラファンの時代は、逆転運転で融雪運転が出来ました。過疎化が進み、老人世帯が増えて雪国では、今年も雪下ろしの犠牲者が多数出ています。暖房だけではない働き者のOMソーラーに雪下ろしをしてもらいたいですね。
    現在、柳さんが新潟で融雪運転のOMソーラーに取り組んでいます。

  2. SECRET: 0
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    tokyomachiyaさんコメントありがとうございます。
    雪の時期は、何らかの方法で呼びといを取り外して
    垂れ下げているようです。
    今年の大雪で雪や氷柱対策がまた注目されそうです。
    また雪下ろしは、犠牲者と共に悪徳業者も蔓延っているようです。
    人の弱みにつけ込む商売が出てきてしまうのは残念です。

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