今回は私が名古屋出張のため、残念ながら朝会に参加できませんでした。
そこでコメントした役員の話をもとに記すこととします。
担当の方が新宿の防災センターに子どもを連れていったときの話。
地震の体験学習があるなか、災害時の水の大切さを感じたとのことでした。
その話に対してのコメントは、
雨水利用は平常時では、経済効果なども含めてなかなか認知されないが、
過去の災害を参考に見ると、
飲み水は自衛隊などの災害救助で早めな対応はあるが、
トイレとお風呂については、水の供給が止まることで大変苦労すること。
最近のトイレはロータンクの無い、かっこいいものがあるが、
災害時には ロータンクがある方が、水を入れれば使うことが可能。
ロータンクの無いタイプが普及すれば、
ビルごと雨水を貯めてロータンク替わりにするなどのアイデアがあるのではないか?
井戸水を使っていた時代は、都心部でもそこここに水源がありました。
この大元も考えてみると「雨」ですね。
下水道の発達や地下の汚染などから
雨を溜めておく機能があった井戸も使える場所が限られています。
雨をなるべく地下に戻してあげるとともに
少量でも溜めておくことが、リスク回避にもつながりますね。