家庭菜園(0205朝会)
今日の朝会はこの写真の現場に関する話。
平瓦に雨といがつけられています。
お気づきの方もあると思いますが、
雨を集めるカバーと受ける軒といの位置がずれています。
ケラバの部分の瓦の関係からこのような納め方になったとのこと。
カバーと同じ位置で軒といを収めるケースもあるようですが、
このケラバ部分の瓦に降る雨が垂れ流しになることを考え、
上記写真のとおりの施工となりました。
もちろんただ軒といを伸ばしただけではなく、
手づくりのカバーを作成して、
スズメが巣を作ったり、落ち葉が入ったりしないよう工夫がされています。
住まい手の要望や敷地条件によって形の変わる住まい。
そんな一つ一つの住まいに雨のみちを納める施工店の仕事や
雨のみちに対するこだわりを感じさせるお話でした。
施工しやすい(だから施工単価も安い?)塩ビの雨といが主流となっていますが、
こうした雨のみち、雨仕舞いに対してこだわりをもった施工店とともに
雨のみちをデザインする仕事をさらに充実させて行きたいです。
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大量生産でコストを下げることももちろん大切なことですが、住まい手のスタンスで小まめな対応が出来ることは、更に大切なことだと思います。結局その対応が出来るのは技を持った職人という事になりますね。
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「取付・組立」的なものと、こ職人ならではの創意工夫でできることと施工についても分かれてきているように思います。
昔ながらの板金技術・雨仕舞いの知恵をしっかりと残していきたいですね。
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タイトル : 水を運ぶ実験
雨のみちをいかに綺麗に納めるか(0213朝会) 水は蛇口をひねると出てくるという便利な生活ができる現代。 そんな中、水不足の地域に水を運ぶための実験が行われているとのこと。 海や川を利用して何十トンという水の入った袋を運ぶらしい。 その袋の形状・材質などの適性を見極めているとのこと。 瀬戸内地方など水不足が発生しやすい地域ではこうした運搬技術も重要になってくる。 世界では10億人以上の人たちが水不足で困っているそうだ。 日本は雨が多く、水は豊富な地域ではあるが、地球規模で…… more