つづいて 建築家から見た雨とい
三澤文子さん
「木の家こそ日本人に受け継がれたDNA」
「雨といは屋根並みから決まります」 印象に残った言葉です
確かに日本の住まいは木が中心。
見た目も良いし、香りや触り心地も良いのが木の特徴です。
雨といも「樋」と書くように昔は竹や木が使われていました。
見城さんのコメント にもありましたが、(雨といと眉毛の話)
雨といは建物に対して横や縦の重要なラインを入れる作業。
特に屋根との関係はとても大切です。
屋根の勾配・軒の出・使われている素材など様々な要素に影響を受けます。
入母屋住宅に銅雨といが数多く使われてきました。
また最近では半製品ともいわれている半丸ガルバ樋も
さりげない存在感として採用されているようです。
建物と一体になったときにどのように見えるか?
街並みとして見たときにどのように感じられるか?
屋根並みから考えた雨の路
雨のみちをデザインする この言葉にはそんな「雨の路」も含んでいます。