先日、ブログにUPしたWEB記念誌
建築家から見た雨とい がUPされました。
中村好文さん
改めて建築家の方が雨や雨といについて常に考えていただいているかがよくわかる内容です。
普通でちょうど良いという意味の「エンケル」(全く知らない言葉でした)
エンケル・スピリットが裏打ちされた居心地の良い住まい。
こうした住まいこそ愛着が持てるのではないでしょうか。
ガーゴイルは私もヨーロッパで何度か見ました。
雨が降っているとき、ガーゴイルから流れ落ちる雨。思わず立ち止まって見てしまいました。
「雨も天気です」今回の記事の中で一番印象に残る言葉。
文章に出てくるドイツ製の集水器 おそらくWISY社のものでしょう。
一度本社まで伺って、日本の口径に合わせた商品がつくれないか依頼したことがあります。
雨はどちらかというと嫌われもの。
これが生活とつながってくると見方が180度変わってきます。
「自分でやってみてはっきり分かりました」
雨水利用をされている方はみなさんそうおっしゃいます。
つい先日も亜熱帯のような集中豪雨がありましたが、
自宅に帰ってみると空っぽだった1tの雨水タンクに半分ほど雨が貯まっていました。
これが何となくうれしいんですね。
金属屋根の雨音のことも書かれています。
住まい手が雨とつながっていくこと、関わっていくことで得られる価値。
これも雨の未知なる可能性と考えています。
雨のみちをデザインする この言葉にはそんな「未知」なる可能性も託しています。