JIA環境建築賞2008 記念シンポジウム

仙台で開催されたシンポジウムに参加してきました。

受賞した作品はそれぞれ設計者がプレゼンを実施

最優秀賞は IDIC(PS岩手インフォメーションセンター)
 既に16年が経過した建物。室内外の緑とのかかわり方が印象的でした。

優秀賞には既存建物を利用した作品もいくつかありました。
 黒松内中学校は一部屋根を取り払って「ひかりのみち」をつくることで環境を大きく変えていた。
 築100年越の既存の蔵を残して、住宅に取り込んだ事例も興味深いものだった。

土地や地域のもつ特徴や既存の建物までうまく活かした事例が多かった。
これが一つの流れのようである。

建築は産業以上にCO2削減のポテンシャルをもっている。
つまり、これから期待されている業界。
エネルギーを1/2に抑え、かつ残りの1/2は再生可能なエネルギーを使用。

雨のみちもカーボンニュートラルに役立てる方法がまだまだありそうだ。

“JIA環境建築賞2008 記念シンポジウム” への2件の返信

  1. SECRET: 0
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    エネルギーさえ押さえておけば、環境建築かというと、そうではないと私は思います。製造時、使用時、廃棄時にいかに環境に負荷をかけていないかというのが本当の環境建築だと思います。エネルギーだけが評価されるというのは、ちょっとと思います。ただ、何年かしたら、ドイツやスイスの様に、コンクリートを使用しない建物というのが出てくればなーと思っています。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    エコ姫さん
    確かにその通りですね。私の講演の聞き取り方に問題があったのかもしれません。
    地元木材を活用するなどの事例もありました。
    蔵を残した事例は、それ自身がもつ安定した熱環境がうまく活かされていたようです。

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