貧困を救うためにアメリカで経済学を学び、
経済学者として自国バングラデシュに戻ったユヌス氏。
大学の講義を終え、一歩外に出ると餓死している人が。
事件は現場で起きている。
近くの村(バングラデシュ語でグラミン)に出向き、
貧しい生活をしている42名を調査。
27米ドルあれば、彼らの生活が救えることが判明。
そこでポケットマネーを彼らに貸すことに。
この行動が村人たちを自立を促すきっかけになった。
現在、バングラデシュ73,000の村700万人(97%が女性)が借り手に。
開設以来、総額6億ドル以上も 返済率99%以上。
資本の94%は借り手組織に。(貧しい人々によって所有されている銀行)
休みなく興奮と創造性が続く感覚は、グラミンの環境で働くおもしろさの一つ。
資本主義社会、自由主義経済を支持するユヌス氏。
但し、ビジネスが無視する領域には立ち向かうことができないと考えている。
社会問題を解決するための自由市場を創ることを考えている。
NPO・NGOには、活動費が不安定である。
国際機関には、貧しい人たちも企業家であり、雇用創造の可能があると見なせない。
企業のCSR活動には、利益を上げることに妨げにならない範囲で行われている。
チャリティーは、不正を促進したり、一方的な力関係を作り出す。
ソーシャル・ビジネスこそがこれらの問題を救うことにつながると訴える。
その特徴は
・特定の社会的目標がターゲット(社会問題・環境問題の解決のため)
*定期的な測定が重要
・関わった人々の生活のために社会的恩恵を生み出すのが目的
・利益ではなく動機によって動く企業(社会的利益拡大の原則)
・自己持続型であり、ソーシャルビジネス同士の切磋琢磨もある
・お金とは関係のない動機が人間を動かす重要な要因
・貧しい人々自身が企業家精神というすばらしい才能を表現できる
・お金(マイクロクレジット)と情報(IT革命)が
貧しい特に女性にお金では計れない価値を与える
貧困のない社会は実現できる
・実現しようとする意思 必要な組織、手段をつくる意思
・貧しい人々が成長できる環境をつくることだけで解決する
ドラッカー・マネジメントに通じる良い事例でもある。
みなさんも是非ご一読下さい。
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はい、一読致します。早速図書館へ予約しましたら、37人待ちですって。
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ユヌスさんのお話は初めての方でも興味深く感じていただけると思います。
しかし37人待ちとはすごいですね。
ひとり10日とすると・・・1年後になってしまいますね。
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区内の図書館では何冊か購入するようです。一年後では待ち切れませんもの。
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なるほど。図書館もこうした対応をしてくれるんですね。
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