「家まるごとCO2±ゼロ」を目指したショールーム「エコアイデアハウス」の
開設記念シンポジウムに参加してきました。
パネリストのひとり 山根一眞 さん
エコアイディアハウスだけでなく、草津のものづくりの現場も見学しており、
感心されたことの事例として「銅製の熱交換機」を紹介。
1本の銅製の筒の中に、2本のスパイラル状の銅管。
その銅には凹み(ディンプル)がつけられています。
これらのモノづくりの技術で数十パーセントのロスを解消したとか。
環境問題は、日本のものづくりが解決するとまとめられていました。
我々メーカーにとっては勇気づけられる発言です。
その他、ご自身の住むエコハウスの失敗事例を数多く上げられ、
当時、考えられる様々なエコ技術を導入したが、
高価でリスクも高く、個人でエコハウスに挑むのは難しいの発言。
企業が頑張るべきだとのことでした。
またエコハウスを建てようと考えた理由は、阪神大震災など被災地を取材した経験からとか。
防災で大切なのは、エネルギーと水の確保。
食料よりもチェンソー
*1週間くらい食べなくとも大丈夫 倒壊した家を柱を切って燃料に
少量の飲料水より、トイレや体を拭くなどに使う水の確保
*自宅の4.5tの地下貯水槽はいざというとき近隣の皆さんで使えるような位置に設置
もう一人のパネリスト 中島朋子 さん
北の国からの蛍役は有名ですが、
最近では「KIZUKI」のお母さん役としても出演されていました。
富良野でのロケを通じて、厳しい自然とかかわる経験ができたことがよかった。
今の子どもたちにはこうした経験ができない。
すべてが つながっている という感覚が断ち切れてしまっていることが問題。
だからストーリーが大切。
熱交換機もものづくりのストーリーが語られるとユーザーも買いたいと手を挙げたくなる。
購入するという選択権を
こんな視点で実行していただけるユーザーが増えれば
環境技術の進化も更に進んでいく。
住まい手とつくり手の両輪が手を取り合って前進していくことが大切だと感じました。
また山根さんは
・エコアイディアハウスは住まい手が存在しないショールーム
実体験できる住まいを各都道府県に1棟ずつつくるべきだ
・電化製品という言葉をやめて、電気を使わない製品をつくるべきだ
・購入する前に見るカタログには、自慢話がたくさん書かれているが
購入したあとみるマニュアルは、危険です、危ないですなどつまらないことばかり
マニュアルにも自慢話を書くべきだ
こんなつっこみに対して
パナソニックの取締役である大鶴さんが真摯に答えられているのも印象的でした。
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タイトル : エコバッグ について
今では、エコバックに関しては様々なブランドが参入して来ています。エコバックにもいろいろな種類があり、その都度違う用途によって使い分けている人が増えています。… more