先日、同年代の麻酔科医師のお話を伺う機会がありました。
インフルエンザに関して
例年、合併症を含めると約1万人の方が亡くなっている
今年の報道の取り上げ方はちょっとやりすぎ?
但し、その結果として「手洗い・うがい」が徹底された
臨床の立場からすると「手洗い・うがい」が充分効果があると実証できた年だった
ちなみに感染症で亡くなる場合
ウィルスに対して、患者が闘いすぎて亡くなると考えて欲しい 闘う=体温が上がる
体温が40度以上になるとウィルスも死ぬがタンパク質も駄目になる
特に子どもの場合、脳をやられるケースが多いので、頭を冷やすことは重要
自殺者が年に3万人
ストレスマネージメントが大切な時代に
個別対応が必要なので人によって処方箋が異なる
余裕の時間(温泉などに行ってゆっくり過ごすなど)を持つことが良いようだ
ちなみに割合で見てみると
日本23名/10万人 ジャマイカ0.1名/10万人 どちらが豊かな社会なんでしょう?
突然死が年に10万人
脳梗塞・心筋梗塞 35才から65才の年代注意
心配停止とは、心臓が止まるという意味ではなく「心臓の機能がうまく働かなくなること」という意味
実際には、心臓の動き方が不規則になっている(動いている)ケースがほとんど
心臓マッサージを2回ほどしっかり行えば、元に戻るケースもある
先生のお考えでは、この対処次第で少なくとも10%以上の命が救えるはずとのこと
ちょっとした知識と習慣で防げる病があるんですね。
また突然死の多さにビックリ。私もまさにその世代なので注意しないと・・・。