スウェーデン視察より日本のエコライフを考える

SDL見学と同日の夜。
森の贈り物研究会が主催する研修会に初めて参加してきました。

題目:スウェーデン視察より日本のエコライフを考える
講師:篠計画工房 篠節子 さん

スウェーデンは1972年に首都ストックホルムで国連人間環境会議が開催されたことが
大きなきっかけとなり、環境問題への取り組みが進んでいったようです。

地下鉄の駅開発に際し、ニレの木を伐採しなければならなかったとき、
市民が反対し、木に登って対抗したことがあったそうです。
最終的に駅の位置が変更に。
そしてその時木に登った一人の学生は、その後、環境長官になったとか。

市民一人一人の意識と行動で社会は変えられるという事例がある。
すばらしいことだと感じました。

政策面でも、場当たり的なものではなく、大所高所から考え、実践されています。

その後の懇親会で、
「デザイン(美しさ)は大切、ただ環境にやさしいだけでは世の中に広がらない」
そんなお話も伺うことが出来ました。
北欧のデザイン 確かにシンプルできれいですね。
 *町中の自転車置き場(立てかけるもの)などもなかなか良い感じでした

また環境省エコモデルハウス事業の水俣市の事例の話もありました。

エアコンを使わないでも生活できる環境が考えられているとのこと。
そこには、熊本独自の風の抜き方や暖かさの取り入れ方があるようです。
木製の樽に雨を溜めて使うことも予定されているとか。

3月末完成とのこと。見学に行ってみたいと思います。

森の贈り物研究会
*帝国器材さんがバックアップしてくれている研究会
 97年に行った独エコメッセのツアーで社員とご一緒したことがありました
 その後、お付き合いがない時期もあったんですが、
 たまたま教育に関することで、再び接点が出来ました 

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