先週、福井で見学してきた学校やお会いした大学教授の話から、この本を購入、読みました。
建築が教育を変えるという題はちょっと大げさ。
しかし 「指示と規制」中心 から 「自立と協働」中心 の教育に体制を変えるとなると
建築(それだけではないですが)のあり方も大きく変わってきます。
至民中学校の新校舎は、そんな変化をうまく捉えた先進的な事例であり、
2年間の実績で、その効果も着実に積み上がっているようです。
第7章に「学校は足を踏み入れるすべての人にとっての学び舎でありたい」
とありますが、まさにそれが実現しつつあることを感じます。
設計(建築)は、設計工房顕塾の柳川奈奈さん
第3章を担当されています。
「柔らかい学校建築は文化を育む」 まさにそんな学校へと動き出しているようです。
一度、実際に活動が行われているところに行ってみたいですね。