揮毫 愉しい暮らしぶり展


今回の愉しい暮らしぶり展には書家の吉田真紀さんがゲスト参加。


来場者の皆さんに囲まれる中、「暮」という書を揮毫しました。
写真撮影された方も多く、おそらく様々なブログで紹介されていることと思います。


参加された皆さんにも、その場で書を仕上げてプレゼント。
今回、100枚以上の書かれたそうです。


皆さんのご自宅や、会社に飾れていることでしょう。

吉田真紀さんの書は、 こちら から購入が可能です。

愉しい暮らしぶり展

今年も 愉しい暮らしぶり展 に出展させて頂きました。
この催しの楽しみはなんといってもオーナーの方たちをお話がうかがえること。
写真は、確か創建舎さんのオーナーの方だったと思います。
ご主人の隣に立っているご子息の実感がこもったお話が会場の皆さんを惹きつけていました。

またメーカーとして直接オーナーの方とお話しする機会があるのは嬉しいことです。
 ・当社の雨といではないが、雨水利用をしてみたい
 ・山に囲まれ、雨といに葉っぱが詰まって困っている
 ・150リットルの雨水タンクはどれくらいで一杯になるのか
などなど様々な方とお話することができました。

野辺さん三浦さんの講演も大変興味深いものがありました。
 住まいづくりが、質の高い小さな家を住み継いでいく傾向(というかこれしかない)であること
 居心地の良い設計が、家族の絆を深め
 地域主義の受け皿としての工務店が、地域コミュニティーを育む
 この心地良さを感染させるのはオーナーの役割であること

当社のブースはこんな感じです。
初めて書いていただいた「雨のみちをデザインする」書も持参しました。

懇親会ではこんなシーンも。
*お姉さんが弟に読み聞かせをしているのが判りますか?

来年も楽しみです。

「風居」を見学してきました

建国記念日の2月11日。
当初は午後に伺う予定でしたが、雪も降ってきたので午前中に参加。
木造三階建ての女性専用の共同住宅です。
優しい感じの色使いです。

最上階は庭付き。
この写真からは少し分かりづらいですが、外階段からも入れるようになっています。
借り手の方たちのコミュニケーションの場にでもなればと考えられたようです。
オーナーの方が演奏が趣味のようで、そのような方に貸したいという希望もあるようです。

帰り際にオーナーのご家族手作りの軽食をいただきました。
クリームスープやパテなど、どれも美味しくいただきました。
ありがとうございました。

設計 株式会社エーアンドエーセントラル
施工 大新興業株式会社

Shiroyama Green Wall 完成現場見学会 その2

1階の内部はこんな感じ。
台形の建物の中に台形の部屋が3つあります。
中を覗いてみると・・・

幼児用のトイレでした。

壁の下地にマグネットの効くものを使っています。
開園すれば子供たちの絵などが壁いっぱいに飾られることでしょう。

園児用の椅子。
ここに、この保育園の定員数である30脚が収納できます。
子どもの成長に合わせて逆さにしたり、横にしてテーブル替わりに使うことも出来ます。

入口脇にある事務所。
グリーンが基調の色のようです。

二階も保育園です。
こちらも台形がデザインのポイントになっています。

このボードを入れたり、外したりして、椅子やテーブルとして使うことができます。
なんだか楽しそうですね。

二階にある出っ張ったところからみた景色。
子供たちをお迎えに来る保護者の様子がすぐわかります。
部屋から壁を見るなんてことは通常の建物ではなかなかないですね。
子供たちにとって居心地の良い場所になりそうです。

個人的には台風のときに来て、外に出ることなる雨や風を感じてみたいですね。

フロアごとにあるマーク。
ここは三階になります。
ここは四階です。

一二階は保育園。三四階は事務所になっています。

台形のデザインが活かされた建物でした。
 *台形のデザインに合う雨といって・・・、なんて考えちゃいました

このGreenWallは、この建物に通う園児だけでなく、道行く人達にも心の安らぎを与えてくれそうです。

設計:イイヅカアトリエ一級建築士事務所

Shiroyama Green Wall 完成現場見学会 その1

本社から車で5分くらいのところに完成したShiroyama Green Wallの見学会に行ってきました。
この時期でもこの程度の緑化。春になるともう少し緑の壁っぽくなってきそうです。
台形の建物と庇のバランスも良い感じです。
1ヶ所だけある出っ張り部分も気になります。
緑化された壁はこんな感じです。
自動散水システムも導入しているとのこと。
散水される際に自動的に栄養分も付加されるようになっているそうです。
雨水利用が導入できるようにしてくださいとの宿題をいただきました。
これはだいぶ遠方より撮影した裏側からの写真。
見学会に参加されている方がベランダに出ています。
たてといが3本付いているのが判るでしょうか?
ビルアルミを採用いただきました。
バンドが見えない商品。棒のような感じで見える意匠が特徴です。

イイヅカアトリエ一級建築士事務所飯塚拓生さんに直々にご案内いただきました。
お忙しい中、ありがとうございます。

この台形のデザインは容積率の関係で面積を調整していく中で、決まってきたそうです。
昨年の今頃、設計をしていたそうなので、完成までだいぶ忙しかったようです。

保育園は6園目。内部にも様々な提案がなされていました。

建築家 白井晟一 精神と空間

建築家 白井晟一 精神と空間  行ってきました。

ちょうど1年ほど前、菅組さんの企画に便乗させていただき、
一緒に秋田県にある作品を見てまわる(稲住温泉には宿泊)機会もありました。
 その1  その2  その3  その4

また昨年壊されてしまった虚白庵は、
以前、住んでいたところの近所でもあり、駅に行く際は必ず前を通りました。

実際に展示会に行ってみると、
秋田では住宅を中心に小規模なものを見たこともありますが、
個人向けと法人向けの建物に違いを感じて帰ってきました。

この展示会を記念して出版された 「白井晟一 精神と空間」 を購入。
もれなく、呉羽の舎の矩計詳細図が1枚付いてきます。
1963.5.31 私の生まれる前に書かれた図面です。
こういう建物には、雨といは似合いませんね。

吉村順三・奥村昭雄から何を学ぶか

2月5日の夜に文化のみち橦木館で開催された
「吉村順三・奥村昭雄から何を学ぶか」
建築家丸谷博男さんのお話を伺ってきました。

日中はお隣に座っていらっしゃる丸谷芳正さんの座談会
「吉村順三の家具を語る」 でした。
私は、昼過ぎに大阪から移動してきたこともあり、間に合いませんでした。

お二人はご兄弟。こうして一緒の会場でそれぞれ講演する、
またお互いの講演を聴くのは初めての事だそうです。
 *最前列で話を伺いましたので、貴重な1枚です

印象に残ったことをまとめると
*ほとんどスケッチは書かない(というか見せない) 部下の育成のため
*黒いタイルは女性を美しく見せる
*実際の寸法よりも場所によってみえる寸法の違いに留意して設計する
*人が主でいられる住まいづくり(小さな森の家の2本使った丸太梁 太すぎると圧倒してしまう)
*検証・実測は大切 その繰り返しが、直感力を高める

建材メーカーとしても大変参考になるお話でした。

なお展示会では愛知県立芸術大学の模型やそこで使われている椅子の展示などもありました。

文化のみち 橦木館

建築は生きている―吉村順三建築のいま に行ってきました。
その会場となったのがこちら、文化のみち橦木館
平成19年には名古屋市が取得し、修理工事を終えて、
平成21年7月に新たにオープンしたようです。
銅雨といもその修復工事の歳に掛け替えられたようですね。

洋館の脇には和風建築が建てられています。
この建物の中で講演会がありました。