多賀城市山王、三協フロンテアさんの応急仮設住宅です。
既に工事が終わり、入居が始まっているところにお邪魔しました。
*近所のショッピングセンターまでの無料バスがきていました
奥が道路、手前に駐車場があります。
車の通路はアスファルト仕上げになるようです。
地元のNPOの方に同行いただきました。
折板屋根。勾配はゼロとのこと。
軒といらしきものが付いています。
たてといはありません。
簡易的なくさりといを付ければ、雨が集められるかもしれません。
但し屋根に勾配がないので、どこが集めやすいかは、雨が降ってみないと判りません。
入居される方に対する施設の説明員として三協フロンテアの営業担当者がいらっしゃいました。
お願いして集会室を見学させていただきました。
震災以降、ほとんどお休みがなく働いていらっしゃるとのことでした。
カーテンは当初から付けられているようです。
緑のカーテンを設置のため、前泊が必要なときは、
ここに泊めさせてもらえるといいね、などと勝手に話をしていました。
ちょうど引越中の被災者のご家族とお話しすることができました。
仮設住宅×緑のカーテンプロジェクトの件をお伝えすると
即、やりたいとの返事をいただきました。
三度の食事より、土いじりが大好きだったという奥様。
ゴーヤーも育てた経験があるそうです。
涙を流しながら語っていただきました。
土や緑との接点が最小限になってしまう応急仮設住宅。
自然とのつながり、かかわりはやはり大切ですね。
そんなことをあらためて実感させていただきました。