売茶翁(ばいさおう)

地元の方に紹介いただいた和菓子屋さん。  売茶翁
定禅寺通りの終点に近いところにあります。
 *1台分の駐車場もあるので車でも行きやすいです
風情のある店頭。
ここでしか購入出来ないとのこと。
みち乃くせんべい と
塩麿 を購入。
どちらも美味しくいただきました。

青葉区折笠の震災被害

今回の大震災では津波の被害が大きく取り上げられていますが、
仙台市内に震災による被害をうけている地域もあります。
地元の方にご案内いただきました。
土留めに亀裂が入っています。
道路と敷地がこんなに空いてしまっています。
これでは建物もやられてしまいます。

40年ほど前に分譲された宅地だそうです。
こうしたところの対応についても進めていかなければなりません。

応急仮設住宅 岩沼市

岩沼市役所で議長さん、副市長さんにお会いした後に紹介いただいた近くの応急仮設住宅。
既に被災者の皆さんが住んでいらっしゃいました。
残念ながらどこが建築されたのかはわかりませんでした。
一部、通路にもモノがおかれるようになってくるようですね。
確かに収納スペースも最小限なので、屋外に様々なモノが出てくるのかもしれません。

こうして5/3~5にかけて様々な応急仮設住宅を見学させていただきました。
感じたことは
 ・まだ建築中の応急仮設住宅が多いこと
 ・仕様がまちまちなこと
   軒の高さ、仕上げが違うのでネットのかけ方、大きさに配慮が必要
 ・南側に物干し金物が必ずついてくる
   緑のカーテンの内側に洗濯物を干すことの良さも伝えていく必要がある
 ・外回りに水道がない
   室内からホースで繋ぐ、ペットボトルに入れて水やりするなどの方法が必要
 ・雨といはついていない
   雨水利用は簡単にはできそうにない

また山王4区では被災者の方とお話出来ましたが、
地元のことをよく知る方(npoや議員さんなど)の協力、紹介が必要なことも分かってきました。

まずは多賀城市でスタートということなりますが、
今回出会った方たちから情報を頂きながら、
仮設住宅×緑のカーテンプロジェクトを進めていきたいと思います。

応急仮設住宅 名取市 その2

駅の反対側に建築されている応急仮設住宅。
こちらは住友林業さんの施工です。
屋根は片流れ。屋根材はシングルのようです。
他に比べてすこしだけ基礎が高いのは、津波が数十cm来たため、その分上げているそうです。
こちらは切妻屋根ですが、おそらく120戸の応急仮設住宅のための集会場ではないかと思います。
木造ラーメン構造でスパンと飛ばしているようです。

応急仮設住宅 名取市 その1

名取市の応急仮設住宅。
ポラスさんの施工です。
ちょうど竣工間近といった雰囲気でした。
この看板、気に入りました。
勾配のある屋根、やはりいいですね。
雨といはついていませんが・・・。
玄関の庇はこのように簡易的な仕上げが多いようです。
コストの制約もあるからでしょう。

応急仮設住宅 多賀城市内3カ所

国府多賀城駅前の計画道路上に建築中の応急仮設住宅。
こちらも三協フロンテアさんが建築されています。
先ほど見学したものとほぼ同様の仕様のようでした。

続いて多賀城市山本の応急仮設住宅。
こちらは大和ハウスさんが担当されています。

あすと長町とはすこし仕様も違うようです。
やはり雨といはついてません。

多賀城公園内の野球場に建築中の応急仮設住宅。
こちらも大和ハウスさんが担当されています。
丸太の杭を打ち込んで、レベルを合わせてカットしているようですね。

地元の野球好きの子どもたちにはグラウンドがなくなってしまい残念だったようです。
市長としても苦渋の選択だったのではとのことでした。

応急仮設住宅 山王四区

多賀城市山王、三協フロンテアさんの応急仮設住宅です。
既に工事が終わり、入居が始まっているところにお邪魔しました。
*近所のショッピングセンターまでの無料バスがきていました
奥が道路、手前に駐車場があります。
車の通路はアスファルト仕上げになるようです。
地元のNPOの方に同行いただきました。
折板屋根。勾配はゼロとのこと。
軒といらしきものが付いています。
たてといはありません。
簡易的なくさりといを付ければ、雨が集められるかもしれません。
但し屋根に勾配がないので、どこが集めやすいかは、雨が降ってみないと判りません。
入居される方に対する施設の説明員として三協フロンテアの営業担当者がいらっしゃいました。
お願いして集会室を見学させていただきました。
震災以降、ほとんどお休みがなく働いていらっしゃるとのことでした。
カーテンは当初から付けられているようです。
緑のカーテンを設置のため、前泊が必要なときは、
ここに泊めさせてもらえるといいね、などと勝手に話をしていました。
ちょうど引越中の被災者のご家族とお話しすることができました。
仮設住宅×緑のカーテンプロジェクトの件をお伝えすると
即、やりたいとの返事をいただきました。
三度の食事より、土いじりが大好きだったという奥様。
ゴーヤーも育てた経験があるそうです。
涙を流しながら語っていただきました。

土や緑との接点が最小限になってしまう応急仮設住宅。
自然とのつながり、かかわりはやはり大切ですね。
そんなことをあらためて実感させていただきました。

応急仮設住宅 ニッペリア

若林日辺グラウンドに建築中のパナホームさんの応急仮設住宅。
連休中にも関わらず、急ピッチで工事が進められています。
土台は丸太を打ち込んでレベル出ししてその上に設置しているようです。
こちらの窓は掃き出しです。

2社の建物を見るだけでも違いがあることが判りました。