ある方からお借りした木造仮設住宅郡。
興味深く読ませて頂きました。
応急仮設住宅に求められるスピードと供給量。
今回の震災でも国とプレ協が連携して、5万戸の供給がいち早く行われました。
大きさや仕様なども格差が生じないように進められています。
この本で紹介されている事例は、
通常の流れとは異なり、自治体や地元が中心となって進められたもののようです。
時間は多少かかってしまうでしょう。
供給量も実際どこまで可能なのかもわかりません。
仕様などにも差が出てくるでしょう。
そんな中、共通して感じられることは、豊かなつながりです。
窓を開ける 縁側で佇む 外に出てみる といった自然とのつながり
集会場にいってみる 一緒に何かに取り組む といった住む方同士のつながり
地域材を使う 被災した方を考えてつくる 関わった方に感謝する といった地域とのつながり
様々な豊かなつながりを丁寧にデザインしていくこと。
すべての建築にとって大切なことですね。
地域の力というものも感じました。
*一部、緑のカーテンを実践された写真も掲載されていましたが、
スタート時期が遅かったようで、あまり上手くいっていないようでした。
こうしたところに対しても、支援活動をしていく必要がありそうです。
緑のカーテン応援団が役立つ場面もまだまだありそうですね。