下北沢にできた雨の家。
見学してきました。
合計4tの雨水タンクがある住まいです。
1階に設けられた2tの雨水タンク。
土地の水位が高かったため、地下に埋め込むのは難しいと判断して
地上設置型にしたそうです。
1階のトイレと道路側の手押しポンプにつながっています。
降り始めの雨をカットする装置。
降り始めの雨が溜まるとボールが浮き上がり、雨が溜まるようになります。
屋上のタンク。木製です。
内部はこんな感じです。
内部のシート内に雨水がたまり、木が構造及び遮光のはたらきをしています。
2・3階のトイレと洗濯に使われています。
このコードの先にあるのが水位センサー。
水の深さを測定する優れものです。
室内にあるメーター。
水位を0.1mm単位で測定します。
雨の日は徐々に水位が上がっていくのがわかり、楽しくなるそうです。
この住まいでは洗濯にも雨水を利用しています。
最近の洗濯機に設けられているお風呂の残り湯を吸い上げるポンプ。
この層に雨水を貯めて洗濯、1回目のすすぎに使っているとのこと。
上部の蛇口から雨水が出てきます。
道路側にある手押しポンプ。
パッコンも使われています。
データもとっているようなです。
雨水がどのように活かされているのか。その結果が楽しみです。