毎年、地元の中学生が職場体験学習に来ます。
今回は5名の中学二年生の男子生徒でした。
2日間の学びの中で、オリジナルのくさりといの製作をしていただきました。
こちらは「へび」という名称のくさりとい。
透明なチューブの中を雨水が流れます。
針金でぐるぐる回るようなデザインをつけています。
雨水が途中で溜まらないような工夫も見られます。
確かに蛇のように見えますね。
写真だと透明で少しわかりにくいですが、シーソーのように雨水が流れます。
思い通りに、流れたと喜んでいました。
この思い通りに流すことが結構大変なんです。
「ザ・ウィング」天使の羽のようなデザインです。
当初は、ウィング間を針金でつなぐことを考えていたようですが、
実験の結果、上手く流れないことが判り、透明の筒でつないでいます。
静止画なのでわかりませんが、雨水が流れるとウィングが微妙に揺れるようになっています。
3個目のウィングの中に工夫があり、振動するようになっています。
結構、雨水が飛びます(笑)。
但し、こちらも雨の落ちる位置がポイントで
写真のように調整が必要になります。
くさりとい自体が動くというのも面白いですね。
星形のくさりとい。
当初は平たいものだったようですが、
実験をしながら星を筒状にした形になりました。
内側に雨水が流れるような考え方になっています。
どれもユニークな作品ばかりで、面白かった。
現在、開発中のくさりといにも新たな知恵をいただくことができました。
いつも脇役の雨といですが、こんな発想でユニークなくさりといが開発できたら
主役になることも可能かもしれません。