都電テーブルで初めてお会いした東郊住宅社の池田さんがパネリストとして出席するということを聴き、
HEAD研究会 不動産マネジメントTF 第4回シンポジウムに参加した。
人の介在価値
冒頭コーディネーターが発した言葉。
その後のパネリスト一人ひとりの話の中で感じることができた。
不便なことを便利(簡便)にすること その中には人の介在も含まれていた。
オープン記念にお招きいただいたトーコーキッチン。
親御さんがお子さんの食事を心配せず一人暮らしをさせられるというサービス。
同じ東郊住宅社から部屋を借りている者どうしが集まる場。
そんな風に感じていたが、その日の話でそれだけではないことが分かった。
借主と東郊住宅社の社員が共に食事をする中で生まれる関係。
借主と貸主が共に食事をする中で生まれる関係。
四半世紀ほど前、ひとり暮らしをしていた時、
同じ敷地内に住む大家さんに毎月家賃を支払っていたことを思い出した。
便利さを追求する中、本来必要だった豊かさまで切り捨ててきた。
そんなものを少しずつ取り戻し始めていると感じた。
人と人との接点をもっと丁寧に大切に。