2018年もよろしくお願いします

ブログを始めたのが2005年3月。ちょうど伊礼さんと出会った頃でした。
そこから12年以上が経過。
おかげさまで全体の訪問者数が2017年12月30日に40万人に達しました。

SNSが中心になり、FBでのやり取りも増えましたが、
こうしてブログをチェック頂ける方がいらっしゃることを嬉しく思います。

来年も様々な話題をアップしていきたいと思います。

御谷湯(墨田区石原)

28日仕事納め、餅つきのあと、夜の宴会に移動中にフラッと立ち寄った銭湯。

番台の方にお金を払おうとすると何処かで見たことがあるような・・・。

思い出しました。雨水市民の会でお会いしたことのある伊藤林(ハヤシシゲル)さん。
天水尊で雨をためて利用している銭湯の経営者でした。

2年半前に建て替えたそうです。

水琴窟が置かれていたり

雨水をトイレに使ったりしています。

雨カフェの案内も貼られていました。

しかも温泉の銭湯なんです。

びっくりするくらい、体が温まりました。

墨田区ならではの銭湯ですね。

Fugee

革職人 藤井幸弘さんのアトリエにお邪魔する機会がありました。
お二人で手づくりの鞄を作られています。
いま注文してもオリンピック前の納品は難しいくらい、ファンの方が多くいらっしゃいます。

これが鞄を作る道具。それぞれご自身の道具があるとのこと。

革もいくつか見せていただきました。
工務店さんが様々な材種を在庫されているように、
世界のなめしやさんから、様々な革を仕入れています。
来春もフランスに革を見に行くそうです。

藤井さんは、独学で革職人になったそうです。
その時に役立ったのは、蚤の市などで買ってくる古い鞄。
解体して、革の使い方、縫製の仕方などを学んだそうです。

革は種類や部位によって表情・硬さなど様々な違いがあり、
裏打ちとの組み合わせがとても大切だそうです。

5年10年と使い込んだ時にどのような表情を見せるか。
そんなことも考えながら、つくっているとのこと。

「里帰りさせてください」
鞄を引き渡す際にそうお話されるそうです。
里帰りは、藤井さんが思った通りに、革の変化が見られるか。
成果を確認する機会にもなっているとのこと。

ちなみにこちらは、金具のみ残して、革の部分は新たに作った鞄。
こうした金物を入手することも難しく、
ご自身で真鍮を削ったりして作ることもあるそうです。

こんな注文も受けているそうです。
ちょっといい車が買えそうな値段だとか・・・。

シェアが主流になりつつありますが、
モノとしっかり付き合っていく中で得られる豊かさも大切にしていきたいですね。

代沢の家の見学会 1月に行います

戸建てリノベーション実証プロジェクトの「代沢の家」
9月25日にも見学会を行いましたが、
引き渡し前にもう一度行うこととなりました。
建築家の納谷新さん、リビタの黒田さんに加えて、
YKKAPの石井さんにも参加いただき対談も行います。

 日時 2018年1月26日(金) 15:00~17:00

見学申し込み受付は1月5日から。
多くの方にご参加いただければ幸いです。

なお見学会終了後、懇親会も予定しております。
納谷さん黒田さん、石井さんも参加予定です。

合わせて、ご検討下さい。

ベーカリーカフェブレッド&バターさんのシュトーレン

もうすぐクリスマスですね。
毎週月曜日に弊社にパンの販売にお越しいただいている
ベーカリーカフェブレッド&バターさん(福祉施設)。

18日(月)の販売では、このシュトーレンを1つだけ持参されました。
なんと、1,500円。ということで即購入。
社員数名でいただきました。

近年、シュトーレンを販売するパン屋さんが増えていますが、
その中でもかなりお手頃価格だと思います。

お陰でお腹が一杯になってしまいました。

住宅産業大予測2018

2018年はどうなるんでしょうか?
毎年届くのを楽しみにしています。

しっかり読み込んで、年明けの全社員向けの話に組み込みたいと思います。

大量生産品のデザイン論

今年もおおよそ50冊ほどの読んだが、一番感じるものがありました。

先日行われた雨のみちデザインWEBマガジン関係者との忘年会。
その際、真壁智治さんからいただきました。
 *真壁さんのザッピングも結構効いています

本文より
 商品の価値はすでにそこに存在しているのです。
 私の役割は「見つけて」「引き出して」「つなぐ」こと。
 価値をピックアップして活かすのがデザインであって、
 デザインによってそのものの価値をあげようなどとは思ってもいません。

こんな風にしてデザインを考えていくと、
もっと世の中が豊かになるように思います。

弊社も
雨のみちをデザインする仕事を通じて
もっと世の中を豊かにしていかなければと改めて感じています。