学校建築

東洋大学教授の長澤悟先生の講演を伺う機会がありました。
 *近代建築の2008年8月号でも登場されています。

印象に残ったことは
 公教育を支えるのは普通の先生
 彼らにとって魅力的な教育の場が出来れば、良い学校になるといったお話でした。
 特に大切にされているのは計画プロセス段階からの参画とのこと。

 例えば教科担任制の中学校では、教室に先生が出向く形式が一般的だが、
 教科毎の教室を考え、その場に生徒が出向くというやり方もあるとのこと。
 それぞれの教室がその学びのための場に変わっていくところが良いようだ。

戦後に数多く建てられた公立の小中学校。
耐震補強は大規模改修が進む中、学校建築の果たす役割も大きいと感じた。

学校は子どもたちの夢を育む場であると思うが、
教職員の夢を実現する場として考えることも必要。
児童生徒だけでなく、教職員にもステージを創る、
そのステージづくりに参加することで 普通の先生 の本来の力が発揮できると感じた。

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