大阪では、Ms建築設計事務所も訪ねました。
タイミング良く三澤康彦先生にお会いすることができました。
お話のメインは、現在計画中のモデルハウスの話。
吉野の阪口製材所さんが、宿泊可能なモデルハウスを吉野の山の麓に建築されます。
もちろん、三澤康彦先生の設計です。
平屋の淡路瓦が乗った切妻屋根の建物。
銅雨といも似合いそうな雰囲気ですが、スタンダードのシルバーを採用頂くことに。
HACOを数棟採用頂いていますが、瓦にはやはり半丸(スタンダード)が良いとのお話でした。
「100%吉野材を採用するモデルハウス。
一般の方でもこのような住まいづくりが十分可能なことを判ってもらいたい。
銅雨といではちょっと高級感が漂いすぎて、敷居が高くなりすぎる。
スタンダードが建物のイメージにピッタリ。」
そんなお話を頂きました。
銅の良さを理解していただき、うれしいような・・・残念なような・・・(笑)。
また軒先には、吉野樽をつかった雨水利用も計画中。
パッコンの活躍する場面もありそうです。
吉野の桜が咲く季節には竣工予定とのこと。
製材所が創るモデルハウス。木持ちの良い仕上がりになりそうです。
機会があれば、私も宿泊してみたいですね。