旧池田氏庭園内にある洋館。秋田県内で初めて建てられた大正時代の鉄筋コンクリート造の建物。
5年間かけて修復したものが明日、明後日と2日間一般公開されます。
金唐革紙。
この壁紙をつくる職人さんは日本に1名しかいないそうです。
跡継ぎの方もいらっしゃるようで、ご本人にとってはこれが最後の仕事になるのではとのこと。
お札を貼るほうが安く上がるくらいの費用がかかるそうです。
一部屋で小さな家なら建つようようです。
当時は殆どの部屋が金唐革紙で仕上げられていたそうですが、
修復予算の関係で2部屋のみ再生しています。
ビリヤード室。
当時使われていたのではないかと思われる台も一諸に展示されています。
地域の図書館としても使われていたこの洋館。
当時の書棚。稼働棚になっています。
床には書棚が置かれた痕跡が残っています。
小便器。スリッパのように見えるのは陶器でできた足置き場です。
用を足しながら、庭を眺めることができます。
メインの階段。
こちらも昇り降りするたびに庭を眺めることができます。
裏手にある小さな階段。
かわいいサイズでした。
ちょっと昇り降りには苦労しそうです。
旧池田氏庭園の公開案内は こちら
まだちょっと紅葉には早いかも知れませが、お時間のある方はぜひ。
ちなみに昨年は2日間で6,000名を超える来場者があったそうです。