土曜日、秋山木工代表の秋山利輝さんのお話を伺う機会がありました。
今までに出会ったことのないタイプの経営者でした。
・入社したら全員坊主(男女構わず)
・4年間の丁稚として盆暮れの休み以外は一緒に生活
・恋愛ご法度(発覚すると即クビ)
・携帯電話禁止
早速その場で、著書「丁稚のすすめ」を購入。今朝、読みました。
・坊主→職人として働く覚悟を決めさせる
・4年間住み込みは人間性を高めるために必要な期間
・丁稚が終われば、恋愛奨励
・手紙(礼状や両親への報告など)は積極的に書かせる
中学二年生まで自分の名前が漢字でかけなかった秋山氏。
中学卒業後、丁稚となり、家具職人の道へ。
27歳で会社を立ち上げ、既に40年。
かつて、丁稚を一人で育て上げられると思っていた時もあったが、
①丁稚のひたむきさ②親や恩師への愛③会社の真摯さ
この三位一体があってはじめて職人が育てられると考えるようになったそうです。
採用は命がけ。
最後まで全うできる子かを見極める。磨けば光る原石を見つけなければならない。
一流の職人になるためには、人間的にも成長しなければならない。
心が一流なら、技術も必ず一流になる。
家具づくりよりも職人づくり 世の中に通用する職人を育てて、世の中に貢献したい。
現在の就職倍率は10倍。これが100倍になったら学校にしたいと考えているそうです。
「天命に生きる」
購入した本の最後のページにはご本人のサインとともに書かれていました。
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以前、テレビで取り上げられているのを見ました。働くこととは?の意味をしっかり教え込まれている社員教育だと思いました。新入社員の苦労がうらやましくも思いました。。
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以前TVで見ました。日本の職人技術を支えていたのはこれなんだなと思いました。民主化でこういう職人教育が無くなってしまいましたが、必要な事ですね。そしてこんな所に残っていたんですね。
親に手紙で報告するように指導している所も素晴らしいですね。
人間教育でもあります。
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shinさんコメントありがとうございます。
秋山社長のお話はとにかく斬新で興味深かったです。
一度、丁稚の方そして送り出されたご両親の話も聴いてみたいですね。
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tokyomachiyaさん
社会人として生きて行くための選択肢が増えたことで、
こうした育て方はまれなケースになっています。
だからこそ価値が出てきているのかもしれません。
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先日は大変お世話になりました。秋山社長のお話は非常に興味深いものでした。今の時代にこのような方がおられるとは!時代の流れに順応することも大事ですが、捨ててよいもの、いけないものを教えてくださった気がします。企業は最後は「人」なのですね。
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MakeHappiness幸造さん
こちらこそよい機会を頂きありがとうございました。
高野さんの本も購入し読みました。
おっしゃるとおり「人」の成長が大切ですね。