先日、和洋女子大学の鈴木みゆき先生のお話を伺う機会がありました。
幼児教育や睡眠に関する専門家の方です。
早寝早起き朝ごはん
このキャッチフレーズは皆さんもよくご存知だと思います。
幼児期に生活リズムを整えることが如何に大切かというお話でした。
鈴木先生が講師をしている東大生30名弱に聞きました
*朝食は100%食べてきている(弊社の社員はどうでしょうか?)
*時間の使い方が上手い
生活リズムが幼児期から身についている証拠
世界中の学校は朝から始まる
午前中が学習効果が一番高い
日本の学校も午前中に4時限授業がある
*近年午前中に眠い小中学生が増えている
*子供たちが午前中ハツラツとしているかがポイント(朝食・睡眠の影響大)
メラトニン
22:00~2:00に一番分泌される(特に幼児期が多い)
光を浴びること(特に朝)で量も増えるそうです
もちろん分泌時に寝ていないと出ないので遅くとも21:30には寝る必要があります
その効果は①抗酸化作用(老化を防ぐ)②第2時性徴抑制
近年、初潮が早まる傾向があり、
体の成長に心がついていかない問題も出ているそうです
また
寝ぬ子は太る
3歳児の睡眠不足は10年後の肥満に繋がる
冬眠状態の熊
朝食を抜くと体温が上がらない(血の巡りが悪い)
手足が温かいのは寝る準備
手足から体温を逃し、寝るための準備に入っている
など、様々な研究発表の事例についても紹介がありました。
小学校入学前の保護者を対象としたフォーラムでしたが、
参加者も多く、皆さん熱心に聴かれていました。
父親の参加者も多かったです。
子どもだけでなく大人にも誘惑の多い世の中ですが、
生活リズムを改めて見直したいと思います。