第一回緑のカーテン東京フォーラム。
建築家隈研吾さんと壇上でご一緒させて頂きました。
「建築関係者の方は?」と会場に聴いたところ、15%程度の方が手を挙げられました。
そんな来場者に対して、とてもわかりやすい言葉で語って頂きました。
*街づくりには生き物が必要
(赤ん坊をみんなで育むように、緑のカーテンもみんなで育んでいく)
*手づくりには多様な面白さがある
(成功失敗も含めて色々あったほうが良い 業者任せではダメ)
*大きな緑と小さな緑の組み合わせが大切
(大きな緑:公園など行政主体
小さな緑:民間主体 路地の緑化は日本が世界一だったはず)
*エコヴェール(豊島区新庁舎コンセプト)は池袋ならではの壁面緑化
(壁面の緑化は地域に広がる 緑被率では測れない)
*市民一人ひとりが緑のカーテンを実践すること→自治の演習活動
(緑のカーテンが地域にもたらす価値を感じ取れれば
さらに地方自治に関与できるようになる)
緑のカーテンコンテストのみならず、
オープンガーデンなども実施すべきとの提案もありました。
緑のカーテンの生産物(ゴーヤーなど)についても議論したかったとのこと。
2003年からスタートした緑のカーテンを応援する活動。
改めて今後の広がり、可能性について考える良い機会となりました。
来年の活動に反映していきます。