今回の高岡建築視察ツアーで荻野寿也さんのお話を伺う機会がありました。
新・高岡の家の手水鉢。
これはワインクーラーとしても使えるんだ、とのこと。
ビールやワインを冷やしながら、ウッドデッキでバーベキュー。
そんなシーンを思い浮かべました。
森林浴の大切さ。
そのためには、外メシが重要。
深い軒を設けて、光や雨をある程度抑えつつ、緑を感じられるスペース。
人と建築と地域をつなぐのが造園の役割。そんなお話でした。
確かにそうだと感じました。
住まいを新築しても、造園までは手付かず。
そんな家を見かけることが結構あります。
暮らしの豊かさは、住まいだけ考えていても不十分なんですね。
夜の懇親会で、軒の出の深い住まいの話になりました。
外メシを考えると軒の出もあったほうが良い。
但し、その下にある造園の水やりをどう考えるかは大切なこと。
雨のみちをデザインする仕事にも繋がりそうなお話でした。