先週、仮設住宅✕緑のカーテンの活動で
仲良くなった女川市の地元の方にご配慮いただき、
女川原発を見学する機会をいただきました。
PRセンターではなく、
女川原子力発電所の敷地内に入り、事務所棟での説明。
3号機の内部を案内いただきました。
素直な感想として
・敷地内、発電所内に入る際に厳重なチェックがあること
身分証明書の提示が2回。金属感知器も2回。
硝煙反応を確認するチェックも受けました
・意外と安全
タービン建屋および原子炉建屋を視察
我々自身もそうですが、
中で作業されている方も特に防護服の着用などはありませんでした
(放射能が管理されている)
当初は2時間程度の予定でしたが、
見学中及び終了後の質疑応答などもあり3時間程度の視察となりました。
丁寧に対応頂き感謝いたします。
質疑応答では2つの質問をさせていただきました。
・使用済み核燃料についての考え方
使用済み核燃料プールは現在1/2程度の空きがあるようですが、
再稼働すると10年くらいの貯蔵量はあるようです
それ以降については今後の動きを注目していくようです
・サイバーテロについて
原子力の専門家の方たちだったために
具体的なことは伺えませんでしたが、
組織化されていて、国同様の対応はしているとのことでした
外部からの攻撃については国と連携した巡視体制も整えているようです
東北電力さんの原子力発電に対する考え方については
・白洲次郎さんの影響(PRされていた方はDNAとも言っていました)を
受けていること
・当初地元から反対も多かったようだが、話し合いを重ねる中、
発電所建設が決まったこと
以上が印象的でした。
3.11以前から厳しい安全基準及び対策のもと運営されていて、
大きな問題が生じることがなかったようです。
地域のためであり国家のためでもある原子力発電所といった感じでしょうか。
地元の方は女川原発の再稼働を推進している方。
緑のカーテンを通じて仲良くなった彼は、
「原子力発電に反対するメンバーに視察して欲しい」と
女川原発の方に伝えていただき
今回の視察が成立しました。とても良い機会をいただきました。
質問した2点について今後どう考えていくか。
特に使用済み核燃料のその後の処理の道筋が見えない状況で
稼働し続けることをどう考えるか。