地域の酒屋の選択と集中

生き残りをかけ、ワインに特化した地元の酒屋の店主の話です。
現在は売上の80%がワインとのこと。
近くの食事を出すお店でワインを試飲しながら懇談しました。

ワインについて幾つか学んだことを紹介します。

ぶどうの皮の部分に味や香りの元がある
 *ワイン用のぶどうは身が小さい→身に対する皮の表面積が大きい
 *松ぼっくりのような房のものもある

手頃なワインはカレーのように翌日飲んだ方がおいしい
 *酸化で味が熟成されやすい

味はその年の天候に左右されやすい
 猛暑だった2003年のフランス
 早く熟しすぎたので収穫の時期が難しかった

収穫前は雨が降らない方がよい
 *雨が降ると収穫時に水分が増え味が薄くなる
 *収穫前1週間程度雨が降らないと良い

ぶどう畑は斜面を利用しているケースが多いが
中腹あたりのぶどうで出来るワインの価値が高い
 *水分が適度に行きわたる

こんな話を伺うだけでも、またこの店で買ってみたいと思ってしまいます。
早速1本購入して帰りました。

“地域の酒屋の選択と集中” への1件の返信

  1. SECRET: 0
    PASS:
    ワインにご興味を持たれたご様子、ワインラヴァーの私としては
    とても嬉しく読ませていただきました。
    ワインは元はと言えば遠征の兵士達の水分補給のために、
    ぶどうの荒れた土地でも根を張って水分を蓄えるという特性の
    ために植えたぶどうから生まれたものらしい?ですから、
    こちらのサイトとは水でつながっているかも知れませんね。

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