今日の朝会は、
「雨」は気まぐれなもの。
降ってほしいときになかなか降らなかったり、
もう降られては困るというくらい降ったり。
その「雨」 と 「みちをデザインする」 がどうもつながらない。
そんなお話でした。
当社でも降雨強度なるものを考え、
例えば160mm/hという通常では考えられないくらいの雨の量を想定して
軒といやたて樋の計画をすることがあります。
確かに近年、短時間に降る雨の量が増えているようです。
地球温暖化の影響で、日本の気候も変化してきているのかもしれません。
住まい手の生活を雨から守るためにも屋根や雨といの計画は重要です。
住まい手が雨から守られ安心して生活できる。
これも「雨のみちをデザインする仕事」ですね。
但し、安全のためだけに、意匠を考えずに、
大きなもの・ごついものではおもしろくありません。
晴れの日にどのように見えるかを考えること。
このバランスも大切だと思います。
軒先をスッキリ魅せる。 しかも雨の日はしっかり働く。
そんな「用と景」のバランスのとれたデザインが求められていると思います。
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タイトル : 雨のみちと提供する価値(0703朝会にて)
雨 と みちのデザイン がつながらない 今日の朝会では、昨年発売になった商品のモニター現場での出来事です。 形状から雨が本当に飲み込むのか不安を感じる方があるこの商品。 モニターでも同様の話があったようです。 実際に水を流してみると、うまく雨といに滑り込む。 そんな様子をみて、施工業者や建築家の方も納得し喜んでいただいたとのこと。 雨のみちによって提供される価値を考えると やはり雨がしっかりコントロールされているかは大切です。 今までの雨とい(雨のみち)の常識からすると…… more