営業担当者からの話。
とある建築家が室内から雨だれが見えるような設計を考え、
軒を伸ばして軒先が室内から見える設計を住まい手に奨めた。
残念ながら住まい手の要望もあり、雨といをつけることになったそうだが、
*弊社のものが採用になったようです
そんなこともあり、営業担当が伺った際に
「本当は雨といはつけたくなかった」 との話があったようです。
雨を導くためには雨といをつけなければならないわけではありません。
この建築家の方のように軒先から雨だれを楽しむ雨のみちももちろんOKです。
こんな雨といをつけない軒先を考えるとき、
軒の出寸法や雨だれを受ける地面をどのように考えるか?
そんなところに興味があります。
今回はそこまで伺うことは出来なかったようで残念ですが、
こんなところに、雨から建物を守りながら、
雨を感じたり、雨を楽しむ生活を提案するために必要な雨仕舞いがありそうです。
ちなみに以前あるOMソーラーを設計する建築家の方の住まいでは、
オール銅板屋根を葺いて、軒先には雨といをつけずに
雨だれ部分に白い砕石を敷き詰めていました。
「雨が降るたびに白い砕石が青くなっていくのが楽しめる」
そんな時間の経過を感じさせる雨のみちのデザインでした。
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タイトル : 雨について語り合う(0604)
軒先の雨を楽しむ(0528) 先月、結婚したばかりの方が今日の朝会の担当。 そのおのろけ話に少しお付き合いください。 このカップル。その出会いのスタートは、ブログでした。 もちろんブログは、不特定多数の方とコメントやTBを通じて 様々なやりとりがあるのが当たり前かもしれません。 その関係が深まっていく過程で「雨」がかかわっているようです。 植物に関する記事の多い彼女のブログ。 水やりの話から、彼が雨のみちについて、こだわりのコメントをいれたようです。 その後、ちょっと書き…… more