チエコ 無事終了しました

つなが~るズが主催するチエコ2017。今年で4回目の開催です。
ゲスト審査委員として参加させていただきました。

一次審査を通過した11の作品のプレゼンが行われました。

こんな風に実物を展示した方もありました。
*ホットワインが美味しかった

会場の平塚幼稚園。風情のある佇まいです。

チエコ賞(大賞)は、SOLA CAFÉ。

ハートをデザインの基軸にした太陽熱利用で温めたものを提供するカフェ。
実際に様々なところで実践されているようです。

滋賀県立大学人間文化学部生活デザイン学科の4年生。
同じ大学から他にも2名が1次審査を通過しました。
 *皆さん滋賀から自腹で参加いただいたようです
こうした視点をもった若い人たちが増えていることは嬉しいですね。

審査委員長の宿谷先生とも久しぶりにいろいろとお話ができて良かったです。

デザイン思考が世界を変える

ちょっと前の本ですが、興味深く読むことができました。

経験のデザイン、時間軸に沿ったデザインはますます大切になってくると感じます。

技術中心ではなく、人間中心の世界観
いかなる個人よりも全員の方が賢い

偶然は心構えのあるものにしか微笑まない

SAKURA TERRACE THE ATELIER(サクラテラス ザ アトリエ)

昨晩、京都でこんなところを宿にしてみた。
部屋にはお風呂もトイレもないワンルーム。
結局、深夜に戻ってきてam1:00までの共同風呂になんとか間に合い、入浴後就寝。

今朝は鴨川沿いを10kmほど走ってから朝風呂、
そしてラウンジで無料のコーヒーをいただき、チェックアウト。
部屋にいたのは結局7時間位でした。

JC京都会議で通常のビジネスホテルがとれない中、6600円(税込)ならまあいいかなあ。
京都駅からも徒歩圏だし。

ラウンジでは食べ物の持ち込みもOKということで、若者グループはいろいろやってました。

コーヒーがずっと飲めるので、ちょっと仕事をするにもいいラウンジです。

また泊まるかな。

ガルバリウムたてとい 新シリーズです

1年ほど前にHACO12号(HACO6号の大型版)を発売したところ、
屋根のある非住宅関係の建築で採用頂けるケースが増えてきました。
この写真にもあるように(トータスフォレスト-栃木県下野市)、
非住宅系の大型木造建築が増えていることも功を奏しているのかもしれません。

そこでたてといもφ60、φ75に続き、φ90を発売しました。
HACO12号とセットでご採用いただくことで、通常よりもたてといの本数を削減できます。
またガルバリウム材ですが、安心してお使い頂ける材厚0.5mmとしました。

ちょっと厚くなっただけなんですが・・・。
秋田工場も完成までだいぶ苦労したようです。

構成図はこちら。
片流れの戸建住宅などでも、ケースによってはたてとい1本でいける場合もありそうです。

関心のある方は資料請求してみて下さい。

atelier 3


昨年の最後の訪問先、atelier3

建築家さん洋装屋さんお花屋さんの3名で立ち上げた
大磯にあるアトリエです。

とはいっても、まだまだ改装中(特に1階)でした。
ちなみに平屋のように見えますが、ここが2階。
道路と敷地の高低差の関係でこのように見えます。


雨戸を開けると気持ちよく日差しが入ってきます。

大磯市がある日曜日を中心に、金~火にオープンしているようです。

お時間のある方はぜひ。

Fugee

革職人 藤井幸弘さんのアトリエにお邪魔する機会がありました。
お二人で手づくりの鞄を作られています。
いま注文してもオリンピック前の納品は難しいくらい、ファンの方が多くいらっしゃいます。

これが鞄を作る道具。それぞれご自身の道具があるとのこと。

革もいくつか見せていただきました。
工務店さんが様々な材種を在庫されているように、
世界のなめしやさんから、様々な革を仕入れています。
来春もフランスに革を見に行くそうです。

藤井さんは、独学で革職人になったそうです。
その時に役立ったのは、蚤の市などで買ってくる古い鞄。
解体して、革の使い方、縫製の仕方などを学んだそうです。

革は種類や部位によって表情・硬さなど様々な違いがあり、
裏打ちとの組み合わせがとても大切だそうです。

5年10年と使い込んだ時にどのような表情を見せるか。
そんなことも考えながら、つくっているとのこと。

「里帰りさせてください」
鞄を引き渡す際にそうお話されるそうです。
里帰りは、藤井さんが思った通りに、革の変化が見られるか。
成果を確認する機会にもなっているとのこと。

ちなみにこちらは、金具のみ残して、革の部分は新たに作った鞄。
こうした金物を入手することも難しく、
ご自身で真鍮を削ったりして作ることもあるそうです。

こんな注文も受けているそうです。
ちょっといい車が買えそうな値段だとか・・・。

シェアが主流になりつつありますが、
モノとしっかり付き合っていく中で得られる豊かさも大切にしていきたいですね。

大量生産品のデザイン論

今年もおおよそ50冊ほどの読んだが、一番感じるものがありました。

先日行われた雨のみちデザインWEBマガジン関係者との忘年会。
その際、真壁智治さんからいただきました。
 *真壁さんのザッピングも結構効いています

本文より
 商品の価値はすでにそこに存在しているのです。
 私の役割は「見つけて」「引き出して」「つなぐ」こと。
 価値をピックアップして活かすのがデザインであって、
 デザインによってそのものの価値をあげようなどとは思ってもいません。

こんな風にしてデザインを考えていくと、
もっと世の中が豊かになるように思います。

弊社も
雨のみちをデザインする仕事を通じて
もっと世の中を豊かにしていかなければと改めて感じています。

yutaokuda

yutaokdaさんの個展に行ってきました。
ちょうどこの作品の完成近くにあったアホウドリでの個展で私は彼と初めて会いました。

製作時間5ヶ月間、約2,500時間かかったそうです。

ちょっと圧倒されます。

会場はSPOONBILL。フラワーボタニカルショップ内です。
1階2階にもたくさんの作品が掲示されています。

バンダナとアイロンプリントを購入。

本日12月17日(日)が最終日。17:00までとなっています。
青山方面にお出向きの際はぜひお立ち寄り下さい。