ビジュアル・ナラティヴとしての「雨のみち」


多くの方に読んでいただきたい
そしてコメントなどいただけると嬉しいです

雨のみちをデザインする

対外的に使うようになって20年が過ぎました

まだまだお役に立てそうです

「雨のみちデザイン 流し・納めるディテール11章」完成を記念して
特別寄稿していただきました

ビジュアル・ナラティヴとしての「雨のみち」
京都大学名誉教授 やまだようこさん

木岡敬雄の 雨が育てた日本建築VOL.14 土壁の雨仕舞い — 土壁の雨対策から見える土蔵の歴史 —


木岡敬雄の雨が育てた日本建築
VOL.14 土壁の雨仕舞い — 土壁の雨対策から見える土蔵の歴史 —

今回から壁と雨の関係について記されるようです
倉敷、だいぶ訪ねていませんが
これを読むとまた違った視点で街並みを楽しめそうです

VOL.14 土壁の雨仕舞い — 土壁の雨対策から見える土蔵の歴史 —

カモンヌマイハウス

快晴でした
友人知人を招いて食事会をしたい カモンヌマイハウス
スタンダードバンドレスたてとい採用いただきました


ダイニング 住まい手さんが選んだ照明


掘り下げられたリビング
居場所がそこここに
友だちが多数来てもいろいろなところに居場所がありそうです


昼からビールが呑みたくなるようなテラス


籠もり部屋


キッチンも友人とともにいろいろ準備ができそうです


階段を上がると個室へ
この場所に座っていてもいいですね


共用部は吹き抜けに
住まいが隣接しているため
南北屋根面のトップライトで光を導いています
晴れていれば照明不要ですね
猫にも居場所がいろいろある住まいでした

飯田さん石川さんとも色々お話ができてよかった

カモンヌマイハウス
COMODO建築工房

厨房の哲学者


脇屋友詞さんのお話&お料理を頂く機会があった
その道を極める人の話はすごい
但し、小さな頃からの夢を実現したという感じでもない
その時その時の運命に従って一生懸命生きてきた方なんだと感じた
その場で著書を購入した


夢がなくても、心配することはない
むしゃらに生きていくことが前提にある


ノートを付け始める
その時に感じたこと、考えたことを振り返る
自分を客観視できることは大切
ミーニングノートに通じるものを感じる


スパイシーチャンスどころではない
こんなときにこそ、覚悟を決めて挑戦できるのかもしれない


墓標になんと刻むか
がむしゃらに必死に生きていくなかで見つけられることなんだろうと思う

還暦前に色々と考える機会をいただきた

厨房の哲学者
脇屋友詞さん

旧)SIA青山ビルディング


旧)SIA青山ビルディング
2008年4月竣工のようです
同年にグッドデザイン金賞を受賞
設計は青木淳建築計画事務所さん
16年経過しているのに外壁に雨だれが感じられないですね


昨年こちらに引っ越されたOSIROさんの事務所にお邪魔する機会がありました


どうしても雨仕舞いが気になって・・・

旧)SIA青山ビルディング

振り返りノート習慣


2020年最初に読んだ本がミーニングノートでした

そもそもこの本を紹介してくれたのが四半世紀を超える付き合いになっている
杉山栄作さん
この人は と彼が紹介する方はいつも私に少なからず影響を与えてくれています

著者の山田智恵さんもその一人です


この 振り返りノート習慣 はミーニングノートの活動を続ける中で
自分を振り返る習慣を持つことの意義について記されています

私も2020年5月から
ミーニングノートコミュニティに入会したことで
振り返る習慣が身につきました
55歳になるまで日記など書いたこともなかった私ですが
こんな良い習慣が身についたのは嬉しいことでした


今回、【出版記念】としてリアルイベントが
コミュニティメンバー限定で開催されました

山田智恵さんとリアルで初めて会う方も多かったことと思います


またコロナ禍でこのネットベースのコミュニティに参加したおかげで
今までになく多様な方にお会いする、お付き合いする機会が増えています

例えば、智恵さんのお父様である山田眞次郎さん
思考 を読み、実際にリアルで会う機会もありました

コンテストの司会やナレーションをお願いしたり
気づくと夫婦同士のお付き合いになったり
クラファンで協力し、できた私設図書館イベントに参加すると
そこに建築家の伊礼智さんつながっている方に会えたり
知らないうちに(でもないですが)弊社で働くようになったり
能登のボランティアに自費参加してくれたり
個人的な企画イベントを一緒に考えてもらったり
ポットキャストやろうよ なんて話になったり

お互いにそれぞれが気づかない良いところを引き出し合ったり
本音で語り合ったりできる
リアルで会わなくても
このネットコミュニティでは信頼関係が醸成されます

そんな人たちがリアルで会うと
必ず楽しいことが起こります

一緒に山に登る、映画を見る、
そんな共通の目的がなくても

この人たちとなら、きっと面白い未来が待っている

そのベースは
ミーニングノートを習慣化し、振り返りを共にしていること
日々、チャンスを3つ書き、振り返ること

じわじわと効いてきている感じがしています

振り返りノート習慣
ミーニングノート
山田智恵さん

野沢正光 考えたこと、やってきたこと

4月20日(土)にタイミングよく行くことができた
建築界の多数の著名な方にお会いすることができた
それだけ関心の強い展示会ということだろう


入口でいただいた葉書
いくつか選ぶことができたが、迷わずこちらに

建築とか地域とか
昔は当たり前のよう(もしくは仕方なく)に共同で創っていくものだった

それがどこかからか他人にお願いして買うものになり
ある意味、便利になった

便利さの先には豊かさがないと感じられるようになってきた21世紀

例えば、NESTING 那須青木の家のように
友人とともに家づくりをする試みが始まっている

また流れていたソーラータウン府中の動画では
そこで生活する人たちの豊かなつながりが発信されていた
*ピアノを練習していて近隣から拍手がある話
*大学生のいる家庭に小学生が遊ぼうと呼びかける話

様々な役割を細分化し効率を良くし生産性を上げてきたが
重なり代がなくなったり
全体像が見えなかったり
そもそも作業が目的になったり・・・

そこで感じるモヤモヤしたものを掘り下げる
もっと楽しそうだなと思うことに一歩踏み出してみる
そんな多様なひとり一人をみんなが認め合う

ソーラタウン府中で育った子どもたちにはどんな未来が待っているのだろうか?

野沢正光 考えたこと、やってきたこと
野沢正光建築工房

併せてこちらもご覧ください
雨のみちデザイン- 野沢正光・追悼エディション