大学3年の時、ふたつの決断がその後の活躍につながったとのこと。
①大学4年で競技生活を止める
②不得意のジャンプを磨く
新たな技術(V字ジャンプ)に取り組み、
初めてジャンプのフワフワ感を味わい、飛距離も伸びたそうです。
92年のアルベールビルオリンピックでV字ジャンプに取り組む選手は55名中2名。
結果は、団体金メダル。
その後の活躍は皆さんがご存じの通りです。
ジャンプで先行して逃げ切るのが彼の必勝パターンだと思っていました。
実は、ジャンプで先行した他の選手をクロスカントリーで追い抜いていくのが
それまでの彼の必勝パターンでした。
やめる期限を決めて、その間、本気になって取り組む。
結果として、通常なかなか変えることが出来ないスタイルを一新し、
それが勝利へと導いていったとのこと。
決断力を感じた講演でした。
ちなみに会場の入口においていた弊社の雪国向け商品も見ていただいたようで、
講演の冒頭に触れていただきました。
もしかすると取引先の金物屋の社長になり、
違う場面で会う可能性があったと考えると、なにか巡り合わせを感じます。