超インテリアの思考


山本想太郎さんから本をいただいた
超インテリアの思考

これからの建築の可能性について記されている
ちょっと哲学的な感じもする読み応えのある内容
どうコメントするのが良いのか考えてしまう

私の読後感としては

便利・楽・安心などは選択肢として大切な指標
但しなんとなくその先に豊かさがあるのかは考えてしまう

専門化・分業化が進む中、トータルとしての情報が見えず
パッケージに安心してお任せする機会が増えている
本来必要だった情報・思考まで削ぎ落としていないか?
それは本当に豊かさにつながっていくのか?

建築だけではなく、様々な社会課題について問題提起されていると感じました

そして最後にこのあとがき
弊社の 雨のみちデザイン がきっかけになっていたとは
なんかちょっと嬉しい気持ちに
驟雨異論 4回にわたって連載いただきました

絶賛社内回覧中です

超インテリアの思考
山本想太郎

ハウスベースさん主催の非住宅木造勉強会

ハウスベースさんが主催する木造化・木質化支援の「木造非住宅勉強会」が
弊社で開催されました

そのレポートが3回にわたってHPで紹介されています

テーマは「雨とい+α」

まずは「講義編」
豪雨対策に関するお話


「施設見学編」
フラセールで雨を体験いただいたり、軒先の雨仕舞の様子をご覧いただきました


そして「懇親会編」
18時に終わる予定が・・・ 1時間も延長され
しかもその後、植村さん安蒜さんと22時過ぎまで(笑)

色々と情報交換ができてよかったです

来年のハウスベースさんの活動も楽しみです

ハウスベース

「造作家具と一体の二階リビング住まい」 ~床下エアコン採用の家+ZEH・長期優良住宅~

先週、加賀妻工務店さん見学会にお邪魔する機会がありました


スタンダードをご採用頂きました ありがとうございます
帰り際に住まい手さんと遭遇
なぜか私のことをご存知で
紆余曲折ある中で採用いただいたとのこと
お願いして記念撮影までさせていただきました
エンドユーザーとつながれるって嬉しいですね

ちなみに今回の見学会には多数のOB客も来られているようでした
皆さん仲が良いのも印象的でした


ウォークインクローゼットに床下エアコン
とはいってもメンテナンスを考え、床上設置としています


タタミリビング コーナーの窓からの眺望もいいですね
ちょこっと腰掛けられるところも


こんなステンレス加工をされるキッチンメーカーもあるんですね
絞りとかどうしても金属加工には目が行ってしまいます


お忙しい中、高橋一総さんに対応いただきました
ありがとうございます

造作家具と一体の二階リビング住まい
加賀妻工務店

WOKE CAPITALISM


WOKE CAPITALISM
スッと読み進められなかった

民主主義
新自由主義経済
など改めて考える機会になった

私も経営者ですが
全く別次元の経営者たちによって社会が成り立っている感じがします

この本を紹介いただいた中村陽一先生に感謝です

「首相公選制 -選べる21世紀の日本-」
もう20年以上前のことなんだなあ

WOKE CAPITALISM 「意識高い系」資本主義が民主主義を滅ぼす

建築をともにつくる


11-1 studioで行われた
つみき設計施工社 河野直さんのトークイベントに参加しました

30年以上前、住宅営業をしていた時と近い感覚
幸せな家族に出会える仕事だと思ってやっていました

ともにつくることで生まれる価値
契約してからつくるのが建築
様々な職人が一緒になってつくるのが建築
そこに住まい手や地域の関係者が参画することで
建築や人と密接な関係もできる
職人さんの熟練した技術に対して対価を支払っていることも感じられる

そんな感覚をもった住まい手が増えれば
主体的に建築に関わることができる

ともにつくる建築が
自転車で移動出来る範囲で広がると
住む町、働く町はもっと面白くなりますね

なお次回のトークイベント
鯰組の岸本さんと一緒に登壇させていただくこととなりました
こちらもよろしくお願いいたします

屋根コン2023 授賞作が発表になりました

大変お待たせいたしました
屋根コン2023の受賞作をHPで公開しております
こちら をご覧ください

応募総数 335作品
住宅部門:257 作品
非住宅部門:62 作品
TANITAGALVA 部門:16 作品
今回も多数の応募をいただき感謝です

全 40 作品の授賞作品が審査会で選定されました
なお住宅部門およびU-40 賞はそれぞれ2作品授賞を増やしました
*リノベーション特別賞は選考の結果3 作品としました

実際に見学させていただいた案件も多かったんですが・・・
ほとんど授賞にならなかったように思います
申し訳ありません

40歳未満の設計士(U-40)の作品が目立っていた感じがします

今回から施工された建築板金業名も応募の条件にしています
設計する人と施工する人のつながりにも注目していきたいと思います

授賞式&トークイベントでは
授賞者を中心に建築板金についても触れていく予定です

すでに60名を超える方にリアル参加いただく予定になっています
リアルでお会いしたことがない方が多数
とっても楽しみです

みなさんにとって屋根や建築板金について
考えを深める機会になればと思います

屋根のある建築作品コンテスト2023