木の城たいせつ

小泉総理も見学したことでも知られている北海道の工務店を見学してきました。
  *残念ながら創業者から直にお話を聴くことはできませんでした。

無落雪屋根を初めて手掛け、そして専業化(他の工法はすべて止める)を決断。
北方型の「住・労・経」を三位一体で考え、「通年施工・通年雇用・通年経営」を実現。
「天然素材開発センター」で道産材100%を達成。

原木を購入し、構造材(集成材含む)、造作材から建具や家具まですべて自社生産しています。
また、廃材等すべての木くずはバイオマスとして熱源に利用しています。

雪国には雪国でないとわからない建築があるようです。
また冬に立ち向かってきた創業者の思いを感じることが出来ました。
 *通年雇用は冬期間、失業保険をもらっていた職人を集め、
  「冬も働くことで質の高い生活ができる」と説得したそうです。

無落雪のポイントである「雨のみち」も30年を越える経験から、
その技術が確立・安定しているようです。

ちなみにHPは こちら です

札幌へ


業界の集まりで札幌へ行ってきます

三日間の滞在です
現地より報告をアップいたします

どんな家がほしいか依頼者にはわからない

心地よい家はこうして生まれる

予告通り秋田県のビジネスホテルの一室で見ました。

「好文先生に住まいづくりをお願いしたい」
そんな風に感じた視聴者が多かったように思います。

あえてプランの要望を聴かずに、
雑談の中からその家族のあり方を感じ取るというのもおもしろいですね。

「設計料」ではなく、依頼された住まい手の家をつくりたいと思うかどうか?
そんなことが大切なんだと感じました。

「この家族の住まいを設計してみたい」
そんなことを思われるようになりたいですね。

ちなみにこの番組のキャスターである
茂木健一郎氏のコラムが ここ で紹介されています。
脳を研究される方は中村先生をこのように捉えられるんですね。

ディレクター カワ防のスタッフノートは ここ です。
楽しい取材だったようですね。

HIGASHIYA

先日、HIGASHIYAというお店に行って来ました。

目黒側沿いにある古い建物をリニューアルしてできた和菓子やです。
写真からわかるでしょうか?
銅が使われています。程良い色にかわってきていますね。

入口を入ると正面にある床の間のようなしつらえ。
左下の吐水口から水が流れ出るようになっています。
そこに張られた水の中にHIGASHIYAの家紋?と思われる金属板があり、
上部からの照明の光が水の中の金属板に反射して天井に写っています。
思わず立ち止まってしまう空間でした。

戴いた和菓子を一つ紹介します。棗バター
レーズンバターのようなテイスト。
お店の人も言っていましたが、酒の肴にもなる和菓子です。

2階は目黒川にむけて大きな窓があり、桜の季節には絶好の長めのようです。
私が行ったときは既にほとんど散ってしまっていました。

心地よい家はこうして生まれる

普段、自宅ではTVは見ない生活をしていますが、
先週の関西出張の際にたまたま
「プロフェッショナル 仕事の流儀」というNHKの番組を見ました。

当日はスタジオジブリの映画のプロデューサーとしてお馴染みの鈴木敏夫さん。
なかなかおもしろい内容でした。

そして今週は建築家の中村好文先生。

「心地よい家はこうして生まれる」

というタイトルです。

放映日は 4/13(木) 22:00~
ちょうど出張中(秋田)なので早めにホテルに戻り見たいと思います。

柱のきた道

OZONEで行われているミニ展示会にも行って来ました。
6階の奥の方で開催されています。2ヶ月間行うとのこと。

担当されている方にとても親切にしていただきました。
実際に靴を脱いであがれるスペースもとっています。

当たり前のことですが、
こうして柱のきた道を考えると、
いま使われている柱は、
何世代もまえから引き継がれている財産なんですね。

固定化されているCO2も
50年も100年も前の大気から吸い取られたものということになります。

大切にしたいですね。

とある展示会

友人の紹介でとある展示会(ビックサイト)に行ってきました今回は安全がテーマ。
耐震性に関する展示が多く見られました。
各社の設備関係を一連に並べて、アンケートを収集。
抽選でプレゼントがあるようです。
一般の住まい手も多く来場しているためか、特に人気のコーナーでした。

気になったものを幾つか
デザイナーを入れてパターン化したモザイクタイル。
まもなく商品化のようです。
私以外にも写真を撮っている方がありました。
女性ではなく、壁の印刷に注目して下さい。
次世代インクジェットという名目で展示されていました。
通常のインクジェット印刷と同様に外壁にも自由に絵が描けるようです。
ただいま研究中とのこと。まだ発売日時は決まっていません。
6リットルで流れるトイレ。
4月1日付で発売された商品です。
従来品13リットルと比較すると水の使用量が半分以下に。
日本人の一般家庭の水使用量の約1/4がトイレ。
これが半分になれば、1家庭あたり1日100リットル以上の節水が可能になります。
ポイントは位置エネルギー。
ロータンクの上位の水を使う仕組みになっています(当日解説頂きました)。
この形式なら、地震で上水が補給されなくとも
ロータンクに水を入れれば流すことができます(本件も解説頂きました)。
 *最近は水圧がないと流れないタイプもあるようです
雨水利用にも使えそうですね。

シュッとしている

オープンハウスに行ってきました。
試作段階の製品の出来具合を確認することが一つの目的です。
すでに幾つかのブログでもその様子がUPされています。
  三代目のダイアリー
  positive thinking man!
  コイワびと。

この雨とい、「シュッとしている」との感想を頂きました。
皆さんはどのようにかんじられますか?

とても青空がきれいだったのでこんな角度で撮ってみました。

これはおまけの写真です。

またお施主様に初めてお会いすることもできました。
とても喜ばれていらっしゃいました。
互いにブログを見ていたこともあって、
なんだか初めてあった感覚がないのがおもしろいですね。