構法から探る 木造建築の過去と未来


構法から探る 木造建築の過去と未来

地元の大工さんがその地の木材をつかってつくる木造建築
ウッドショックなど騒がれていますが
日本数少ない森林資源を活かした木造建築が健全に増えていくことを期待します

門脇耕三さんがキュレーターをつとめる
第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展
1年遅れの2021年5月22日に開幕予定のようですね

人が集まる家

人と建築展 No.14
5月4日(火) 最終日にお邪魔してきました
Sデザインファーム 鹿内健さん

こちらはバスキッチンの家
Afterをみるとワンルームにバスタブがあるのがわかります

小さなお子さんがいらっしゃる親の事を考えると
こうした集い方もあるなあと


こちらは創業支援施設、リノベーションです
既存と思われるRのガラス面が人を引き込む雰囲気に
ちょっと上質な空間に仕上がっているようです

建築家でキュレーターの竹内柾人さんと少しお話ができました
ちょうど群馬にお母様の住まいを考えている方が飛び込みで相談に
色々迷われているようですが、建築家に住まいづくりを依頼するって
まだまだハードルが高いのかなあと感じました

そういいながらも、少しずつそんな選択肢もあることを
理解される住まい手さんも増えているようにも感じます

人と建築展は、そんな健全な住まいづくりを創出する場になっているようです

人と建築展

鹿猿狐ビルヂング


鹿猿狐ビルヂング
4月にオープンしました
奈良ということもありなかなか現地まで出向けませんが
担当したスタッフが写真を送ってくれました


HACO/GH12号を採用いただきました
屋根のある低層建築では木造でなくとも
ガルバ材を採用いただくケースが増えているように思います


この庇が雰囲気を醸し出しているようですね
中川政七商店さんのサインも素敵です


設計は、内藤廣建築設計事務所さん
施工は、平井建設(奈良市)さん

コロナが落ち着いたら訪ねてみたいですね

鹿猿狐ビルヂング

池上の音楽複合プロジェクト

池上本門寺のすぐ近くにできた
池上の音楽複合プロジェクト
音楽ホール+賃貸+自邸の複合になります


賃貸はすべてで13室
窓の外が広がっていてどの部屋も気持ちよく過ごせる感じでした
ビルアルミ89φを採用いただきました
ありがとうございます


裏手
こちらはビルアルミ100×100軒といは9号


30出という壁に隣接して取り付けられる金具を採用いただいています
軒といからストレートにキレイに落ちてますね


1階のエントランス
右手の扉をあけると


二階席も設けられる音楽ホール
80席ほど入るそうです

音楽練習室などもあります


こんなところにcafeというカフェがすぐ裏手に
お昼時だったので先にナポリタンと生オレンジジュースをいただいてから見学に
設計された佐々木龍一さんとも久しぶりにお話ができてよかったです

池上の音楽複合プロジェクト

設計:佐々木設計事務所
施工:八木工務店

実大規模の実験住宅 ものつくり大学開学20周年

ものつくり大学構内に実物大の実験棟ができました
なぜか・・・スタンダードがついてます(笑)

Housing Tribune の記事はこちら


記事を読んで頂くとわかりますが
屋根換気メーカー協会も関わっています(資金面など)
一応・・・代表をやっている関係上、雨といは無償で提供いたしました


色々な実験が行われる予定です

見学会では松岡先生とも色々お話をさせていただきました

温度や湿度に関係するデータ・実験は
1年に1度しかデータが取れないことが多い
これは建築における構造や防耐火のように年に何度も試験ができるわけではない
長い目で見てほしい とのことでした


開学20周年

この実物大の実験棟で得られるデータと
私たちが何十年も現場で感じてきた実体がどのようにつながっていくか
とても楽しみです 確かに時間はかかりそうですが・・・

ものつくり大学
屋根換気メーカー協会

美しい建築をもとめて ~『大屋根の家』~

少しずつ動画配信を始めていますが
初めて、完成現場で建築家さんとの対話式の動画を作成してみました
音のことなどまだまだ課題はありますが
やりながらより良いものにしていきたいと思っています

皆さんからの率直なご意見をいただければ幸いです

リオタデザインさん新井建築板金さんとの関係から成立したデザイン

もっと建築家のみなさんと建築板金の世界をつないでいければと思います

大屋根の家

板橋区の工場「ムサシ電子 板橋工場」


ガルバ波板の鎧張りが印象的な外観の工場です
architecturephotoで見て、以前から気になっていました
自宅も近所ですし、ちょうど自転車で通りがかりに立ち寄ってみました


サッシを揃え、その横のラインを中心に鎧張りがデザインされています
この気遣いで、ちょっとスタイリッシュに見えますね


よく見ると・・・ビルアルミをご採用いただいておりました
ありがとうございます

東京・板橋区の工場「ムサシ電子 板橋工場」

高池葉子建築設計事務所

大型パネル ウッドステーション


ウッドステーションの上棟現場を見る機会がありました

山手線の内側で敷地には決して余裕があるわけではありません
隣の駐車場を一部借りられたこと
電線がないこと
などの好条件もあり可能になったとのこと

設計されたアトリエフルカワ古川さんとも少しお話ができました
コストも抑えた住まいになっています

完成が楽しみですね

塩地さんにも早く元気になってほしい

ウッドステーション
アトリエフルカワ一級建築士事務所

成城・城田工房のハム・ソーセージ

有吉くんの正直さんぽ
成城・城田工房さんに立ち寄るシーンがありました
よくよく見ると・・・ZiGでした
(成城・城田工房さんのTwitterより)


雨といはHACO/H6号のようです
(成城・城田工房さんのTwitterより)


今度ぜひ行ってみたいと思います
(成城・城田工房さんのTwitterより)


待ちきれずに取り寄せちゃいました
美味しいです みなさんもぜひ

それにしても設計はどなたなんでしょうか?
色々調べてみましたがわかりませんでした

成城・城田工房

2021年日本建築学会文化賞


真壁智治さん2021年日本建築学会文化賞受賞されました
おめでとうございます!!

出版をはじめとするプロジェクトの企画立案者として、
50 年にわたり建築・都市に関する議論を活性化させ、
一般社会の関心を喚起したことが評価されています

絵本の形式によって建築家が家について語るシリーズ
『くうねるところにすむところ』
この最初の3冊のひとつが、オキナワの家です

16年前の私のブログにもあるように
オキナワの家伊礼さんと出会うきっかけでした
*当時のブログでは伊礼智先生と記してますね

その後、真壁智治さんとは、
あずきハウスの見学会でお会いしました
スタンダードが発売されて3ヶ月後位でしょうか
風貌もお話もとても印象的な方でした


気がつくとOZONEで行われたカワイイパラダイムに出ることになり
*なぜスタンダード(雨とい)がカワイイのか?悩みました
当日、佐藤卓さんトラフさん大西麻貴さんなど
クリエイティブな方と出会う機会にもなりました


こうした活動をまとめたカワイイパラダイムデザイン研究を出版
私もカワイイについてずっと考えるようになりました

こんな経緯がある中、立ち上がったのが
雨のみちデザインWEBマガジンです

最初のインタビューが山本堀アーキテクツさん

雨のみちデザイン 流し・納めるディテール11章(現在継続中)
も生まれました

雨仕舞の名デザインもこうした活動が一つのきっかけとなりました

真壁智治さんには
お会いする前から様々なつながりをいただき
お会いしたあとは更に濃いおつきあいになっています

改めて
受賞おめでとうございます

2021年日本建築学会文化賞