先日、岡山で開催された木庵お披露目会がYou Tubeにアップされました
ぜひ、隈研吾さんと三浦祐成さんのやり取りをご覧いただければと思います
後半の三浦さんの講演も見応えあります
日々心動かされたことを記していきます
驟雨異論 南後由和さんの第2段です
渋谷のスクランブル交差点って確かに色々なところに登場しますね
実在する物理空間としての都市とVR・メタバースとの関係
私の頭の中には納まりきらない話になっています
植田板金店さん主催の木庵お披露目会に行ってきました
デザイン監修は隈研吾さん
会場の岡山プラザホテルの前には
木庵のCLT小屋を展示 等身大の隈研吾さんがお出迎え
CLTの家具 実際に座ってみることもできました
植田さんの開会挨拶 気合が入ってました
隈研吾さんによる木庵家具の生解説
木の塊の魅力を中心にお話いただきました
その後
新建ハウジングの三浦さんがインタビュー形式で
隈研吾さんに様々な質問をされました
私なりにまとめが概要は下記のとおりです
木の建築の魅力は脱炭素社会に貢献すること
ヨーロッパが一歩リードしているが、日本も耐震耐火が進んできている
まだまだ木に対して古いイメージを持つ日本人が多いのではないか
大工・板金の技術は日本が世界一 今後に期待が持てる
CLTの魅力は木の塊の持つ質感
家具は手に触れるものでもあり、空間全体に影響を与える
薄味な住まい・建築が増える中、木の塊をひとつ置くだけで雰囲気が変わる
小屋は、自分自身を木の塊に投げ出すことができるプリミティブな空間
今の日本人にはこんな空間も求められているのではないか
挑戦し続ける植田板金店とともに地域工務店とのコラボレーションで
木造・CLTの魅力を伝えていってほしい
国産材を生かした家づくりをしている工務店の住まいは
すでに木の良さが生かされているので
木質が感じられないオフィスなどに
CLT家具を一つ置くのも良いなと思いました
地元の衆議院議員 逢沢 一郎さんもお越しになり
植田さんから説明を受けていました
岡山での知名度もだいぶ上がってきていると感じました
まだまだ挑戦したいことが色々とあるようです
*お話も聞かせていただきました
今後の活動にも注目していきたいと思います
来週、29日に行われる
「デザイナーをはじめるブランディング」
その講師でもある武井衛さんおすすめ
どのようにしてマークが決まっていくのか
具体と抽象の繰り返し
過去のマークとの関係
発注者をどのように自分事にしていくか
考えてみると
1年間、武井衛さんと付き合ってきた時間を思い起こすことが多い内容でした
すでに弊社はロゴは決定し当面変えることはありませんが
そんなことを考えている経営者にも参考になると思います
雨のみち名作探訪
「安藤忠雄の雨のみち3」がアップされました
今回は、屋根形状のある安藤建築の”雨のみち”です
安藤忠雄さんの初期の作品からみていきます
イラスト、解説をお楽しみください
神戸に行った際、巡ってみたくなりますね
ミスターマーケティングさんとは古いおつきあい
ちょうどコンサルをお願いしていたときに
TANITAGALVAという考え方も生み出されたし
その際にコンテストをやってみてはどうかという話も出ていた
TANITAGALVAの発表会を行い
その後、4回のコンテストを隔年で実施
定着した活動となってきた
この本に書かれているように取り組む順序が大切であること
最終的にはコンサルに頼らず、自走できる体制にまでもっていくこと
この点がポイントとなります
今回は、とある事例を元に1冊の本に仕上がっています
コロナ直前までコンサルトしてかかわり
コロナ禍では自走でこの厳しい時期を乗り越えてきているお話
大東文化大学のインターンシップ
高島平校舎がご近所ということもあり
毎年この時期に行っています
「雨好きですか?」
いつものように、この問い掛けから話を始めます
今年のテーマは
『エモい雨のみちを切り取る!』
学生3名それぞれが考える
エモい雨のみちについて画像等を含めながら自由に発表してもらいます
9月12日にその発表会がありました
なんと動画やSNSを活用した発表でした 今どきですね
男子学生は音声と画像を組み合わせ
外と内の音の違い 雨に対する恐怖感を感じさせるとともに
内にいることで守られている感じがする雨のみちの動画でした
女子学生2名はSNSで公開しています
1人目はInstagramとTikTokで
彼女は雨は嫌いだとはっきり言っていましたが
心を揺さぶられる動画に仕上がっていました
ぜひTikTokをご覧ください
2人目はInstagramで 一部動画も入っています
彼女は地元の商店街をベースに
都会と地元、過去と今という対比を交えながら雨のみちを切り取っています
幼少期の写真なども活用してくれています
*スローな動画もステキです
ぜひInstagramご覧ください
OJTメンターの林博之さんがオブザーバーで参加してくれました
その時の様子をすでにブログで発信してくれています
こちらも合わせてご覧ください
彼らの感性を少しでも経営に活かせたらと思います
ジャン・プルーヴェ展 多くの方が行かれているようですね
私も多数椅子を撮影しましたが、せっかくなんで建築の方で
F 8×8 BCC組立式住宅
玄関庇
人の出入りがあるところは逆勾配にして
雨の日、雨だれを先端に流さない配慮をする設計です
なので木製の軒といがついてました
両脇に溝があって2列の雨だれができていたのではないかと推察します
*勾配があるようなので建物から離れた方だけに流れているのかも
色々と考えて設計されていると感じます
雨の日に見てみたいですね
まさか自転車が見られるとは
もちろんこの日も私は自転車で見学に行きましたが・・・
ジャン・プルーヴェ展
東京都現代美術館 10月16日まで
一次産業とつながること
今後、豊かな生活をしていくためにあたっての大切なテーマです
森林連結経営にたずさわること、支援することは
豊かな人生を送ることにつながります
無資源国、日本にとって森林は大切な資源
胸を張って働ける業界になる可能性を感じる
木を切る時、この木が誰の住まいに使われるのかがわかる
*先日見学させていただいた伴工務店の写真です
住まい手さんが柱を見えるようにしたという要望からこうなったそうです
将来、QRコードから伐採シーンが見られるようになるかもしれません
誰のための仕事なのか?
お客様と顔の見える関係になることは働きがいにもつながります
国産材の有効活用、バイオマスエネルギー
喫緊の課題である脱炭素社会の実現にも貢献できます
そして再造林 これを経営として一緒に行う
未来のための仕事です
一次産業とかかわることは未来とつながることになります
特に森林連結経営は、3~4世代先のことまで考える仕事です
・誰のための仕事か
・脱炭素社会に貢献
・未来を考える仕事
若者たちの憧れの仕事になりそうです
気になるところもありました
森林連結経営も金融資本主義がベースとなるのかということです
トマ・ピケティの21世紀の資本にあるようなこと
輸入材→国産材で地域にお金を循環させるという点でも
資本となると国を超えることも出てくるでしょう
*そもそも資本に関心を持ってもらえない限りは仕事として成立しない
ということなのかもしれませんが・・・
ともあれ
金属製雨といを取り扱う弊社として
雨といを成形しているときに
どの建築に取り付けられるのかがわかる時代になるのか?
未来のために金属製品製造業としてできることはあるのか?
といった様々な疑問も浮かんでいます
みなさんもぜひ読んでみてください