Forward to 1985 energy life

Forward to 1985 energy life2011大集会に参加してきました。
言いだしっぺの野池政宏(のいけまさひろ)さん
この運動の趣旨や経緯についてお話されました。
 国や企業だよりではなく、自らの生活を見なおそう。
 各家庭の消費エネルギーを1985年程度までもっていこう(現在の約1/2程度)。
 まずは自分の家族の消費量を計算し、1/2以下になることを目指そう。→1985家族
 そして省エネのためにお金を使おう。

そんなお話だったと思います。

続いてパネルディスカッション。
ちょっと登壇される人数が多かったようにも思いますが、
野池さんがそれぞれの方になぜ語って欲しかったのかが素直に伝わってくる内容でした。
新建新聞社三浦さん
 ①わかりやすい ②目標が明確 ③誰でも参加できる  運動だとまとめられました。
まさにそのとおりで、会場にも様々な会の工務店の方たちが全国から集まっていました。

パネルディスカッションで気になったキーワードをいくつか
・省エネを楽しむ、生活スタイルに入れ込む
   緑のカーテンもそんな活動の一つですね。
・屋根の役割が変わった エネルギー源に
   南に向かって、片流れの屋根が増える。 北側斜線を考えると勾配が緩くなる。
   建材メーカーとしても考えることがありそうです。
・省エネのプチスター、主婦アイドルと創造する
   ソーシャルネットワークが充実していく中、こうした方たちの発信力は期待できますね。
   一般消費者というのがまた良いのでしょう。
・スマートハウスではなく、パッシブハウス
   便利な世の中になる中で、本来必要だったつながりかかわりまで断ち切ってしまった現在。
   スマートハウスは更にそれを推し進めるように感じます。
   自然との豊かなつながりかかわりがある中で、省エネ生活を楽しむ。
   そんな家庭で育った子どもたちが、これからの社会を支えていくんだと思います。
   雨と住まい手をつなげることは、省エネ生活への関係は直接的ではないかもしれませんが、
   今後もそんな、雨のみちがデザインされた住まいづくりに貢献できればと思います。

また会場ではご挨拶できませんでしたが、
パネリストの一人、建築家の澤木久美子さんとFacebookでつながることができました。
建築家というより、おばちゃんの視点でお話をされたと思います。
だからこそ、建築家としてやるべきことがある。
阪神大震災も経験された澤木さん。
自邸を建築中だそうですが、どこかで接点が持てればと思っています。

最後に大会宣言採択。
エコワークス小山社長が宣言文を力強く発せられました。
30名の社員をほぼ全員連れて参加された小山社長。その覚悟が感じられる宣言でした。

自宅に戻ってまずは自宅の実態把握。
電気はブログにもアップしていたので5ヶ月分。ガスは2ヶ月分のお知らせがありました。
電気使用量  ガス使用量
5月244kWh
6月229kWh
7月260kWh
8月241kWh     19㎥
9月265kWh     18㎥

5人家族 東京 電気-7077.9kWh   合計 110,732MJ

 電気 5~9月合計×12/5=2,974kWh     42.0%
 合計 ガス8~9月×12/2+電気 38.324MJ  34.6%

と夏だけをみると一見良さそうに見えますが・・・、
住まいもコンパクトですし、冬は3倍くらいの使用量になるのでちょっと厳しい感じです。

築40年超、無断熱住宅ですから、断熱改修などやれることはいろいろありそうです。

今後発売される野池さんの本を購入し、冬場の対策を進めていきたいと思います。

また社会に対してできることといえば

  雨水利用 と 緑のカーテン  ですね。

会社やNPOの活動を通じて、広げていきたいと思います。

自然から学ぶ粋なテクノロジー

先日、OMソーラーさんからいただいたkizukiに登場された石田秀輝先生
村田さんにおすすめの著書を推薦していただき早速購入。
一気に読みました。

3.11の2年以上前に書かれた著書であるのが良い。

九鬼周造さんの粋の構造にも触れています。

八百万の神といった日本人の自然に対する感性こそ、新たな社会のリーダーとなると訴えています。
また、現在の高校・大学の教育制度の専門性に特化してしまうことによる課題にも触れ、
フランスの哲学の試験が組み込まれたバカロレアの良さを記し、そんな教育にも関わっていらっしゃいます。

ハンマーで叩いても割れないアワビの殻の構造
しなやかで強い蜘蛛の糸

砂漠に住むゴミムシダマシの仲間
親水性・疎水性双方を併せ持ち、空気中の僅かな水を集めるメカニズム

自然とのつながり、かかわりの中から粋なテクノロジーが見いだせるのかもしれません。

自然に学ぶ粋なテクノロジー
石田秀輝先生 著

自然界には学べることがたくさんあるようです。

「みんなで支えよう 小児がんの子どもたち~最高のケア・最良のキュアを求めて~」

小児がん講演会「みんなで支えよう 小児がんの子どもたち
          ~最高のケア・最良のキュアを求めて~」
家内が事務局をやっているNPO法人SUCCESSが主催するイベントの案内です。

大学卒業以来、20年近くAFLACでお世話になっていたこともあり、
この仕事に関わるようになりました。

お時間のある方はぜひご参加下さい。

小児がん講演会「みんなで支えよう 小児がんの子どもたち
          ~最高のケア・最良のキュアを求めて~」

日時:10月2日(日) 13:30~16:30 (開場・受付開始13:00)
会場: TKP銀座ビジネスセンター ホール8A
      中央区銀座6-17-2 ビルネット館2号館8F
主催:NPO法人小児がん治療開発サポート(SUCCESS)
参加方法:入場無料、事前申込制(会場定員120名)

パンフレットは こちら からダウンロードできます。

私も参加予定です

9月の電気使用量

8月の電気使用量

8/10~9/11(33日間)の電気使用量は、265kwhでした。

昨年は、362kwh。

「今月分は昨年と比べ 26%減少しています。」となっています。

理由は・・・後半少し涼しくなったからでしょうか?

うちにも早くマツナガさんの断熱材入れたいです。
断熱改修は家にいることが多い家族の要望です。

白寿ホール


これからゴールドリボン主催のコンサート。

屋上のテラスから撮影しました。

GreenFan 2

エヌテックの松下さんのブログの記事に反応して購入。
*そのブログの記事が見つからないのですが・・・
これで最大17wの消費電力。なかなかの優れものです。
*もちろん価格も優れものですが・・・(笑)

この写真ではわかりづらいですが、電源を入れたときの表示がカワイイ。
風速4段階、タイマー4段階が緑色のライトで表示されます。
首振りもリモコンでできます。

中間ポールというものがあって、首を長くすることも可能です。
長くした時の様子は こちら

このまま秋になってしまうのほとんど出番はなさそうですが・・・(笑)。

GreenFan 2

牡鹿郡女川町

早朝の女川町。
ビルが引っこ抜かれたように転倒しています。
16mほど上がったところに建つ女川町立病院。
弊社のビルステンが採用されています。
近づいてみると・・・
凹んでしまっています。
1階部分まで津波が押し寄せてきたようです。
 女川町立病院のHPより
病院のある敷地から撮影しています。
見渡す限りが津波に覆われてしまったということですね。
想像を絶します。

漁港にも立ち寄りました。
被災した市場の中に仮設の事務所ができています。
窓から見える千羽鶴は、板橋区内の小学生が送ったものだそうです。
女川サンマを9年間送っていただいた関係がありました。
国連世界食糧計画の支援によってこの事務所ができたとのこと。
まもなくセリが始まるところのようでした。
被災されたみなさんも自力で頑張っていらっしゃいます。
当日、サンマはまだ水揚げされていないようでしたが、
今秋は女川のサンマを食べるようにしたいですね。

高田松原

応急仮設住宅の検証の際、幾つか被災地にも立ち寄りました。
こちらは、高田松原。
道の駅を正面(道路側)から見たところ。
海側から見たところ。
近づいていくと・・・
更に近づくと・・・
とてつもない力が働いていることが判ります。

並んで建っているホテル。
ゆったりした海の眺望がこのホテルの特徴だったんだと思います。
この海が、多くの宿泊客を癒していたことでしょう。

どう受け入れていくか、考えさせられます。