ある問い合わせ(1022)

共同開発(1015)

今回の朝礼は受注センターでの実例が紹介された。
最近、トイレ利用などある程度の量を溜めて雨水を使いたいという依頼が来ている。
なかでも、システムの一部を利用したいとの話もある。
お客様の要望に応えて、部分的に出荷することも検討してみてはとの提案だった。

こうした通常では請けていない問い合わせは
新たな事業機会のチャンスになる可能性がある。
普段とは違う問い合わせ、要望については簡単に断ってしまうのではなく、
なぜそんな要望があるのか、その理由を確認することが大切。

ここのところ雨水利用トイレシステムが何台か公立の小学校の改修工事で使われている。
耐震補強工事と同時に行われるようだが、
学校が防災拠点になると考えれば、トイレを雨水利用できるようにしておくことが
防災拠点として大切な役割を果たすはずである。
他の自治体からも問い合わせがあるとのこと。
今後こうした動きに注目していきたい。

共同開発(1015)

山間でのくらしと水(1009)

とあるところから依頼のあった雨といの共同開発の話。
雨から建物を守るという私たちの常識からすると、
ちょっとビックリするような内容だったが、何とか試作品をつくり、先日、施工が終了した。
かなり苦労も多かったようだが、なんとか納めることができて良かったようだ。

この話が進むにあたって先方が期待していたことは、
私たちの持つ「雨のみち」に関する知識。
・雨を綺麗に流すために必要な形状、部材。
・施工がしやすい形状、品揃え。
今までの経験を評価し、その知識を評価いただいていることはうれしいことだ。

まだどのような展開になるかはわからないが、今後の動きを楽しみにしたい。

引っ越しして1ヶ月半が経過

ときわ台の家 竣工パーティ

9/1に引っ越して早1ヶ月半が経過。
先週末に竣工パーティーを開催しました。

お越しになった方は
 設計をお願いした伊礼智設計室の皆様。
 施工をお願いした内田工務店の皆様。
 8/31の見学会に参加できず、見学希望のあった副編集長
 そしてスタンダードでお世話になったpositive55さんご一家です。

料理は
 チリビーンズのディップ・おでん・豚の角煮・モヤシ人参・レンコンのきんぴら・
 ミョウガと松の実の焼きそば・おひたし・細めの春巻きetc

飲み物は
 ハートランドビール・前回パーティーでいただいた焼酎・泡盛・ワインetc

また皆さんから
 ワイン4本・牛のたたき・フルーツ・アイスクリームなど、そのままその場で戴きました。
 蘭の花や例のよっちゃんなんばん、海苔なども戴きました。

お気遣いいただきありがとうございます。

なお、残念ながら当日の写真は手元にありません。
撮ることなど全く忘れておりました。

引っ越ししてから3回目のパーティー。
そろそろ近隣からクレームが出るかも知れません(笑)。
来週は日曜日に親族が集まる予定です。

環境博覧会すぎなみ 2007

環境博覧会すぎなみ2007に参じてきました。
ご覧の通り、結構来場されている方があります。

緑化活動も進んでいるようです。

雨水貯留槽設置助成も制度化されています。
今回は当社を含めた雨水貯留槽を販売している企業が数社出展しました。
少しでも雨に対する意識が高まってくれたらと思います。

山間でのくらしと水(1009)

気候の変化をどう捉えるか(0925)

10/1は全体朝会のため2週間振りの通常の朝会でした。
今回は名古屋出張のため、報告を元にUPします。

今回の担当は水道水を飲むことに抵抗を感じていない方の担当。
先日の新聞の記事で、日本の山間の5人しか住んでいない集落では
水道水がなく山から引いた水を分かち合って使っているとのこと。
山水の上流の家が風呂を入れると下流の家の山水の出が悪くなり
「上流の家は今風呂を入れているんだ」など様子がわかるとのこと。
水道水に慣れ親しんでいると、みんなで分かち合っている水について
感じることなく当たり前のように使ってしまっている。
日本にもこんな生活をされているところがあると驚いたとのこと。

今回は常務のコメント

日本は行政のおかげでほとんどの地域で水に苦労をしていない。
世界に目を向けると、巨大資本が開発途上国の水道事業に参加している。
一見良いことと思えるが、巨額の資金を投入してインフラを整備し、
結果として高い水道料金を住民に求めている。
その水はミネラルウォーターとして販売し、巨額の利益を得ている。
高い水道料金を払うことが出来ない貧困の人々は、
汚染された水を飲むことで、世界中で8秒に1人が死んでいる。
当社「雨のみちをデザインする」の中には、雨水利用がある。
早くから活動はしているが、なかなか難しい面もあるが、今後に期待している。
20世紀は油で戦争した時代だが、21世紀は水で戦争する時代といわれている。
その中で当社がどのように世界に貢献できるかを考えていきたい。

山間の上流の人が、この巨大資本のごとく、山水を堰き止め安定供給し、
下流の4名の人たちに有料販売するようになったらどうなるか?
お金さえ払えば常に安定した山水の提供がうけられるが良好な関係とは言えない。
不安定な面があったとしても5名で分かち合う関係の方が良いに決まっている。
この5名の関係を50万人、500万人に置き換えていくとどうなるか。
私たちも安定供給される水道水に甘んじることなく、
水道水、そしてその源となる雨にも感謝しなければならない。

気候の変化をどう捉えるか(0925)

環境の変化(0918)

今回の朝会は、家庭菜園を得意とする営業担当者。
雨の降り方が変わってきていることを家庭菜園でも実感している話。
秋田の大雨でも稲作の収穫に影響が出ているとのこと。
都内の下水道も対応しきれない状況。浸透マスも見直されてきている。

世の中の様々な変化を感じとり、それにうまく対応していく。
これは企業にとって大切な戦略。
亜熱帯地域のような雨の降り方が見られる今日。
雨のみちをデザインする仕事においても変化をチャンスと捉えた対応が必要に。
短時間に大量に降る雨。そんな雨とうまく付き合う新たな方法を提案していくことが必要に。
そんなことをみんなで考え、新たな提案をしていきたいと思う。

環境の変化(0918)

川の源流を訪ねよう(0910)

営業スタッフが朝会を担当。
住宅用雨といのメイン商品である銅。
酸性雨など環境の変化から、以前のように緑青が綺麗に出てこなかったり、
孔が空いてしまったりするケースが出ています。
既に10年以上前から雨といについては内面塗装をして対応していますが、
耐久性が対する価値観が変わってきているようです。
対策以前の銅雨といに対する対応や、
自動車のリース販売のように、何年間かリースを組み、
期間終了後に買い取ってもらうなど新たな仕組みを考えていくべきだとの提案がありました。

こうしたお客様の考えている価値観を大切にしていくこと。
また売り方を変えていくことで期待する価値に応えていくことは大切です。

通常、一般的な家づくりの場合、雨といを住まい手が選んでいるケースは
ほとんどないと考えられます。
工務店や建築家のお薦めの雨といから色を決めている位でしょう。
そんな中、金属製の雨とい、特に銅については住まい手が選んでいる
ケースが多いように思います。
そんなお客様たちがどのような価値を求めているか、
今後もこうしたお客様の期待にしっかり応えていくことが大切です。

川の源流を訪ねよう(0910)

法改正に伴う建築確認申請手続きの変更(0903)

今回も出張中のため、まとめていただいた内容をUPします。

旅行の好きな方の話
テーマ<川の源流を訪ねよう>
・日本の三大河川は?
・信濃川・利根川・石狩川ですがもっと身近な川を見て
・自分の成長期の身近な川は鶴見川
  日本一汚い川のレッテルが貼られていた。
  しかし、源流の町田市小山田では、現在、トンボの里公園になっている。
  子供の時は大きく見えた川も、青年期では小さかったと実感した。
  源流まで遡ればきれいな水である。
  みなさんの身近にある川や田舎の川も、源流を訪ねれば、
  また他の一面に出会えるかもしれない。
  そのような出会いを持つのもいいのでは?

コメント
 山へ降った雨は30年かかって湧水となる。
 その行程でミネラルを含み美味しい水となる。
 *20年前にミネラルウォーターが発売された時はお金を出して”水”を買う行為に
  抵抗が有ったが、現在は何の抵抗もなく買っている。
 *ミネラルウォーターの市場は20年間で20数倍に拡大している。
  このような商品は他にない。
 *今後も”水”の重要性(価値)は上がっていく。

何事においても便利さを追求するあまりに
本来大切にしなければならなかったつながりやかかわりを
断ち切ってしまったように感じています。
こうした身近なところから水循環について考えることも大切です。
住まい手にとって「雨」を排除するだけではなく、自然の恵みと感じていただけるといいですね。