角館のお祭り(0911朝会)

アルベロベッロ(0904朝会にて)

秋田出身者が本日の朝会担当。
ちょうど週末にあった 角館のお祭り の話がありました。
祭りでも会社と同じように社長や部長がいて、
その方たちのマネジメントがその事業の善し悪しに大きく影響しているとのこと。
目指すべき姿、やるべきことを具体的に示し、リーダーシップを発揮すべきだとの話でした。

秋田出身者が多くいる弊社では、角館の祭のとき、仕事を休んで帰郷する者もいます。
目的が明確で魅力があるからこそ、こうした事業に人が集まる。
本来、仕事もそうした魅力がなければならないと思います。

雨といを提供することにどのような魅力があるのか?
施工店をお客様と考えれば、楽に施工が出来る、儲かる、手離れがよい。などが上げられます。
但し、実際に雨といを選択するのは誰か?
工務店や建築家が決定しているケースが多いように思います。
また実際に使っているのは誰か?
これはまさしく、その家に住む方たちです。

「雨のみちをデザインする」
雨といというモノから、そのモノによって得られる価値を提供していくことに
こだわっていかなければ、新たなものは生み出せない。そう感じて出てきた言葉です。

これからはお客様に喜んでいただくための基幹行動と目標を
わかりやすく設定していくことが必要になります。
ここが明確に出来るかがポイントになりますね。

また朝会のやり方についても具体的な提案がありました。
前向きに考えたいと思います。

アルベロベッロ(0904朝会にて)

これまで掲げてきたもの(0828朝会にて)

今日の朝会は、1996年に世界遺産に指定された アルベロベッロ というイタリアのかかとのあたりにある都市の話。

リンクした写真にもあるように円錐型の屋根が立ち並ぶ街並みです。
この場所が NHKの番組 で取り上げられた際に、こんな話があったそうです。

 この地域は雨が比較的少ないので、雨を無駄なく集めやすい形状になっている

建物が寄り添うような形で林立している円錐形の屋根の建物。
この屋根形状には、雨水利用だけでなくその他にも理由があると思います。
その地の条件や自然とのかかわりから培われたデザインは、
自然ではなく、人工であったとしても、とても美しく感じられます。

我々の提供する雨のみちのデザインも、美しい街並みづくりにつながる。
そして、将来世界遺産に登録される。
そんなことが現実になったら、うれしいですね。

これまで掲げてきたもの(0828朝会にて)

雨とかかわりのある生活(0821朝会にて)

今回の朝会では、当社がこれまで掲げてきた言葉から
「雨のみちをデザインする」ことについて考える提案がありました。

4年前まで 「雨から建物をまもり、雨をくらしに活かす」

10年くらい前まで 「建築外装のハードからソフトまで」

私たちがいま提供している商品からお客様が得られる価値は何か?
まず第一に「安全・安心」 これは雨から建物を守ることですね。

この「安心・安全」が大前提だと思います。

その上で「美しさ」と「環境」が上げられます。

「美しさ」については、金属製の建築外装材を製造販売する当社にとって
その質感やデザインが建物全体の意匠性やバランスにうまく寄与しているかが大切です。
「美しさ」には好みがありますが、金属特有の質感がうまく活かされるとうれしいですね。

「環境」は雨をただ下水に流すのではなく、水循環の一部ととらえ、
どのようなみちをデザインするかが大切です。
雨といのルーツは奈良時代、竹や木が使われたようです。
その目的は、「雨をくらしに活かす」「生活用水として利用する」こと。

そんな本来の役割をしっかり果たしたいと思っています。

これらの「安心・安全」「美しさ」「環境」というそれぞれの価値がトータルで提案できる。
そしてお客様に喜んでいただける企業でありたいと思います。

雨とかかわりのある生活(0821朝会にて)

「霰」「雹」「霙」(0807朝会にて)

夏休み明けの朝会

休み中、雨のみちについてだいぶ考える時間があったそうです
まずは先週月曜日の停電事件から
目黒区内の3階建ての自宅ではポンプが止まってしまい水が使えなくなったそうです。
非常時に雨水貯留が役立つことを実感したとのこと。

また雨といの性能が良いと、住んでいる方は雨に対して安心感をもって生活できる。
すなわち、雨とのかかわりがますますなくなってしまう。
高性能の雨といを提供することは、雨とのかかわりを生み出すことにつながらないのではないか、
との話でした。

よく「雨・風をしのぐ」といわれるように、雨は建物の耐久性に大きく影響を与えます。
ですから雨といだけでなく、
建物全体の雨仕舞い(雨のみち)をしっかり計画することが望まれます。

かといって雨と普段の生活がつながらないことも問題です。
マンションに住んでいると雨が降ってきたことに気づかず、
ベランダに干した洗濯物がびしょぬれになってしまうことがあります。
昔のように近所の方が「雨が降ってきましたよ」と知らせてくれることも少なくなりました。

雨に煩わされない便利さを手に入れるなかで、なにか別のものを失ってしまったように感じます。

時には雨を感じさせる。
雨の日は、雨の日なりに楽しめる。
そんなスタイルが提供できると良いですね。

文化的景観

奈良平安時代に中国から学び、桃山バブルを経て、江戸時代に生まれた日本独自の文化。
明治維新以降、欧米から学び、平成バブルを経た現在。
日本独自の文化が生まれるときとのこと。

東洋に学び、西洋に学んだ日本。
これからは地球に学ばなければならない。

昨日話を聴いた 川勝平太先生 のお話の中で印象に残ったところです。

自然に人の手や心が入った景観の美しさ。
そんな場所が日本にはたくさんある。
こうした美しさは言葉が通じなくとも世界の人たちに伝わるものである。

こうした文化的景観を日本人はもっと大切にしていかなければなりませんね。

「霰」「雹」「霙」(0807朝会にて)

雨水にどの程度の関心があるか?(0801朝会にて)

「霰」「雹」「霙」

今回の朝会はこの漢字の読み方について問いかけるところから始まりました。

「雨のみちをデザインする」と言う内容を考える中にあたり、
インターネットで、「雨」について検索していたところ、
このような漢字に出くわし、自分自身、新鮮さを感じたと同時に、
雨に対する商品を扱っている会社にいながら、
「雨のみちをデザインする」の「みち」や「デザインする」の方に気が行き過ぎて、
「雨」について知らなすぎる自分に気がついた。

「雨」について深く知ることで、「みち」や「デザインする」の考え方が
もっと広がるのではないかと実感すると同時に、
普段何気なくかかわっていることでも知らないことがまだまだあるのではないか
と感じることが出来、いい勉強になった。

こんな話でした。

考えを深めるとき、インターネットの検索が大いに役に立っている。
WEB2.0などといわれていますが、もっと「あちら側の世界」とのつながりを
重視しなければならないと再認識しました。
会議はPCを持ち込みネットにつないでいますが、いろいろな情報を得ることができます。

「雨」は身近なものであることもあり、じっくり考える機会が少ないかもしれませんが、
こうした機会に思いを巡らせることは大切です。
今回の朝会は長野県知事選挙の翌日でした。
脱ダム宣言の田中知事の3選はなりませんでしたが、
かといってダムだけに頼った治水にも問題があると思います。

我々はもっと「雨」との関わりと大切にしていかなければなりませんね。

ちなみにこの読み方わかりますか?
弊社では 「霰」 と 「霙」 に正答した方がいました。

フレンドシップキャンプ

8/1 私の所属する FCキャンプ に参加してきました。
「障害」を持つ人も持たない人も
共に同じように生きる社会(共生社会)を築き上げることを目指して行われています。
肢体不自由児と健常児が一緒に過ごす4泊5日のキャンプです。
山中湖で行われました。

当日は薄曇り程度の天候。
湖で乗るビックカヌーのお手伝いで、
何かあったときのための手こぎ監視ボートに乗りました。

肢体不自由児と健常児が助け合いながら一緒に生活する姿はとても気持ちの良いものです。
今年が30回目。
こうしたご時世で資金集めも大変なようですが、こうした取り組みは是非継続させたいです。

昨年からある企業がこのキャンプのお手伝いに社員を数名派遣されています。
研修というと机上で行われるケースも多いですが、
体験から学ぶことの方が、その後の考え方や行動に良い影響を与えると思います。

ちなみに私は2時間のボートに乗っただけで、太股・すねがひどい日焼けになりました。
ずっと座っているため太陽光をまともに受けてしまったようです。

 
 HP もあります。是非ご覧ください。

雨水にどの程度の関心があるか?(0801朝会にて)

雨を制御する(07/24朝会にて)

7/31朝会では、関東が梅雨明けした話に始まり、九州地方の雨の猛威による災害から、
雨に対してどの程度の関心があるかが問われました。
関西出身である彼は、阪神淡路大震災の話も取り上げ、
その後に、地震への関心が上がったことを紹介。
そして ミツカン水の文化センター の調査報告最新号から
日常の節水方法について「歯磨き中に水を止める」は、8割近くの家庭が実施していたが、
「雨水をためて使う」は20人に1人だった。
雨への関心がまだまだ低いのが現状であるとまとめてくれた。

打ち水大作戦 が実施されている中で起こった今回の九州地方での災害。
「こんなときに打ち水をするのはどうか」
という問い合わせから、九州の打ち水大作戦は急遽、災害支援のために人的援助を
行うことになったという。

水道水は使わず、風呂の残り湯や雨水を溜めて使おうと呼びかけている打ち水大作戦。

雨は降りすぎても困るし、降らなくとも困ってしまう。
要は何事もバランスが重要。
このバランスについては、他人任せにするのではなく、
ひとり一人が関わりを持つことが大切だと思う。

このミツカン水文化センターの調査も、2005年から雨水利用の調査を実施している。
また発行している「水の文化」でも04年8月号で初めて「雨のゆくえ」として
雨水のことを取り上げている。

雨水を利用する人はまだ20名に1名だが、関心が高まってきていることは間違いない。

雨を制御する(07/24朝会にて)

各社の使命

今日の朝会は「雨を制御する」話。
  雨水利用を始めた当初は「雨を溜めて使う」ことが中心だったが、
  九州地方の大雨などから、雨をどのように制御するかも
  「雨のみちをデザインする」大切な視点になっている。
 
  近年の住宅建築では、雨から建物を守るために、
  コーキングがよく使われるようになってきた。

  昔は「雨仕舞い」といわれる仕事はすべて板金職人が請け負ってきた。
  金属を加工し納めることで、雨を制御してきたのではないか。

近所の大工が住まいづくりを請け負い、
耐震性や長寿命を考え、構造材を決め、施工したように、
雨をしのぐ仕事、すなわち「雨仕舞い」は板金職人が請け負っていたように思う。

スクラップ&ビルドから高耐久・高寿命の住まいづくりが求められる中、
「雨を制御し続ける」ために、改めて「雨仕舞い」の技術が求められるかもしれない。
耐震性だけでなく、雨仕舞い・雨のみちについても、住まい手の関心が高まることを期待したい。

各社の使命(07/18朝会にて)

震災時の水確保(0710朝会にて)

今回の朝会は、他社の使命についての話からスタートしました。

①アサヒビール・・・すべてはお客様の「うまい!」のために
②キリンビール・・・うれしいをつぎつぎと
③サントリー・・・水と生きる
④花王・・・清潔で美しくすこやかな毎日をめざして
⑤資生堂・・・一瞬も一生も美しく
⑥日産・・・SHIFT_The Future
⑦ホンダ・・・The Power of Dreams
⑧ミサワ・・・毎日を豊かに美しく過ごすために
⑨パナソニック・・・idea for life
⑩日立製作所・・・明日のあなたの未来を切りひらく、私たち日立の使命です。
⑪ニチハ・・・素晴らしい人間環境づくり
⑫セキスイ化学・・・先端を日常へ、サプライズ積水化学
⑬アイジー工業・・・金属サイディングNo.1の信頼と実績で安心の住まいづくり
⑭YKK AP・・・発見、ライフスタイル

どの企業も夢を語っている。当社の夢は何か?
雨の未知を価値ある商品に!

使命の大切さをお話ししていただきました。

特に①の すべてはお客様の「うまい!」のために が気に入っているとのこと。
では当社の提供する商品やサービスによって
お客様は何を「うまい!」と思ってくれているのでしょうか?

施工店様までの「うまい!」についてはある程度把握できているように思います。
ただしその先の工務店・建築家、そして住まい手が感じている「うまい!」について
まだまだわかっていないのが現状だと思っています。

雪で壊れない・葉っぱが詰まらないなどわかりやすい機能が付いた商品も
でてきている中、こうした住まい手の声を真摯に伺いながら、次の商品・サービスへと
つなげていくことが求められていると思います。