庭球部

中学校時代の庭球部部長の退任を祝う会があった。
100名を越えるOBが集まった。

既に30年近く前になる中学時代。
祖父からやるならテニスか水泳といわれ、
野球部やサッカー部のように坊主頭にする必要もなかったこともあり、
庭球部に入った。

1週間で半分近くの部員が辞めた。厳しい指導があった。
1年生の頃はラケットを握ることが出来る時間が本当に短かった。
年間約300日、中学生の3年間はテニス漬けだった。
テニスをしていたからこそ、いろいろな経験や出会いがあった。

会の最後に部長から話があった。

就任当初は教員という仕事にあまり力が入っていなかった。
その後、自ら学び、教育現場に活かしていくことが
生徒たちの成長につながることを感じるようになり、
気がつくと本気になって指導にあたっていたとのこと。

43年間庭球部に関わっていただいた部長は終始笑顔だった。

人を育てる仕事に改めて魅力を感じた集まりだった。

震災時の水確保(07/10朝会にて)

雨のみちと提供する価値(0703朝会にて)

今回は私が名古屋出張のため、残念ながら朝会に参加できませんでした。

そこでコメントした役員の話をもとに記すこととします。

担当の方が新宿の防災センターに子どもを連れていったときの話。
地震の体験学習があるなか、災害時の水の大切さを感じたとのことでした。

その話に対してのコメントは、
雨水利用は平常時では、経済効果なども含めてなかなか認知されないが、
過去の災害を参考に見ると、
飲み水は自衛隊などの災害救助で早めな対応はあるが、
トイレとお風呂については、水の供給が止まることで大変苦労すること。
最近のトイレはロータンクの無い、かっこいいものがあるが、
災害時には ロータンクがある方が、水を入れれば使うことが可能。
ロータンクの無いタイプが普及すれば、
ビルごと雨水を貯めてロータンク替わりにするなどのアイデアがあるのではないか?

井戸水を使っていた時代は、都心部でもそこここに水源がありました。
この大元も考えてみると「雨」ですね。
下水道の発達や地下の汚染などから
雨を溜めておく機能があった井戸も使える場所が限られています。

雨をなるべく地下に戻してあげるとともに
少量でも溜めておくことが、リスク回避にもつながりますね。

雨のみちと提供する価値(07/03朝会にて)

雨 と みちのデザイン がつながらない

今日の朝会では、昨年発売になった商品のモニター現場での出来事です。

形状から雨が本当に飲み込むのか不安を感じる方があるこの商品。
モニターでも同様の話があったようです。
実際に水を流してみると、うまく雨といに滑り込む。
そんな様子をみて、施工業者や建築家の方も納得し喜んでいただいたとのこと。

雨のみちによって提供される価値を考えると
やはり雨がしっかりコントロールされているかは大切です。

今までの雨とい(雨のみち)の常識からすると、ちょっと違和感のある形状ですが、
その流れる様子、すなわちどのような価値を提供できるかを伝えることが大切です。

雨が降って、その入り具合を確認するまでお金は払わないという
住まい手もあったようですが、雨の日に確認していただき、無事入金になった
という話もありました。

この商品には、関係者の皆さんに
「雨のみち」(雨の流れる様子)について考えてもらえる力があるようですね。

雨 と みちのデザイン がつながらない

雨のときに嬉しいことは?

今日の朝会は、

「雨」は気まぐれなもの。
降ってほしいときになかなか降らなかったり、
もう降られては困るというくらい降ったり。

その「雨」 と 「みちをデザインする」 がどうもつながらない。

そんなお話でした。

当社でも降雨強度なるものを考え、
例えば160mm/hという通常では考えられないくらいの雨の量を想定して
軒といやたて樋の計画をすることがあります。

確かに近年、短時間に降る雨の量が増えているようです。
地球温暖化の影響で、日本の気候も変化してきているのかもしれません。

住まい手の生活を雨から守るためにも屋根や雨といの計画は重要です。

住まい手が雨から守られ安心して生活できる。
これも「雨のみちをデザインする仕事」ですね。

但し、安全のためだけに、意匠を考えずに、
大きなもの・ごついものではおもしろくありません。

晴れの日にどのように見えるかを考えること。
このバランスも大切だと思います。

軒先をスッキリ魅せる。 しかも雨の日はしっかり働く。

そんな「用と景」のバランスのとれたデザインが求められていると思います。

雨のときに嬉しいことは?

そんなお題目で昨日の朝礼の話は始まりました。

 ・行楽地が空いている
 ・深い眠りにつける(湿度の関係?) etc

なかなか嬉しいことが思いつかないとの話。

確かに 雨の日=天気の悪い日 と一般的に言われていますね。

要はバランスが大切なんだと思います。
晴れもあれば曇りもあれば雨や雪もある。

晴れると降った雨は蒸散作用で空に戻っていく。
そしてまた雨粒となって地上に舞い降りる。

そんな水循環の動脈部分で雨が働き、静脈部分で太陽が働いています。

今日は梅雨の合間の晴れの日になりそうです。
次の雨のための準備が行われているということでしょう。

街で見る雨とい

トマトと雨のみち

今日の朝礼では、間接部門で働く人から街でみる雨といについての話がありました。

雨といの仕事に関わっていると、
普段から雨といに目が行く機会が増えます。
そんな中、自分たちの提要する商品が使われているのを見るのは嬉しいものです。

ドアをつくっているメーカーなら玄関ドアに
サッシをつくっているメーカーなら窓に
ポストをつくっているメーカーなら郵便受けに

雨のみちをデザインする当社の場合は、
どうしても雨といに目が行くようです。

もし偶然にも当社の商品がついている住まいがあったら・・・
是非、その家を訪ねてほしい。そう思います。
当社の商品を使ってくれてありがとう、と伝えていただきたい。

そんな中から「住まい手」の望む
デザインや機能が見えてくるように思います。

トマトと雨のみち

毎週月曜日、当番制で行っている朝会で
「雨のみちをデザインする」について感じていることを語って頂くこととしました。
またその話を聴いたことを踏まえて私も話をしています。
 *今まで以上に緊張感(私だけかな?)のある朝会になっています。

今後は、朝会の話を毎週紹介しようと思います。

今日はトマトにとっての雨のみちのお話でした。
5年間、家庭菜園をやってる方が本日の当番。
野菜を育てる中で、一番苦労しているのがトマトだそうです。

トマトは、
 ・雨がかかりすぎるとうまく成長しない
  →屋根をつけて雨のみちをコントロールしている
 ・水分のコントロールが難しい
  →雨が降りすぎると水分過多になってしまう
 ・海水を与える農家もある
  →実際に与える水に塩を加えているとのこと

今年こそはおいしいトマトを育てたいという意気込みが伝わってきました。

植物にとってもバランス良く雨が降ることが大切なようです。

健康診断

昨日は8月に行われるキャップ参加者の健康診断がありました。
このフレンドシップキャンプは、山中湖の大自然に囲まれた『東京YMCA山中湖センター』にて、肢体不自由児と健常児が共同生活を行なう交流キャンプです。

詳細は こちら を

健康診断の際、とある小学校3年生の保護者のお話が印象的でした。

 自分一人で出来ることをやる。
 助けてもらわなければできないことは助けを求める。
 他の人のために出来ることは自ら進んでやる。
 いずれは私たちの援助ナシで自立しなければならない。
 以上のことを理解し行動できるようになることが自立につながる。
 そんなきっかけをこのキャンプでつかんでほしい。

肢体不自由児だからではなく、すべての子どもに当てはまる話です。

このキャンプに参加する肢体不自由児・健常児・ボランティアの学生など
互いの交流を通じて、こうした学びの場になることでしょう。