リノベ工務店サミット

リノベ工務店サミット
新建ハウジングリフォーム産業フェアで開催したサミットに参加してきました

行列のできる工務店相談所 リノベ編
リヴアース大橋さん
二極化する顧客市場のアッパー層をしっかり捉えた
マーケティング活動が印象に残りました
新築の平均単価4500万円リノベ3500万円ってなかなかですね


窓リノベが工務店にもたらす可能性
建築工房零小野さんのお話
豊かな生活に窓が大切な役割を果たしている
見え方、見せ方をどのように住まい手に思い描いてもらうか
設計力、コミュニケーション力が重要だと感じました


リノベ工務店への道
岡庭建設池田さん
100%新築のみだった時代
お客様も新築のみを行う工務店だとイメージされていたことからの転換
業界や国交省とのつながりを持つことでの知見の広がり
工務店だからこそストック住宅に貢献できるとお話されました
こうした工務店が地域にあるかどうか
地域の資産価値向上につながると感じました


リノベーションの意義についてお話された
アルティザン建築工房新谷さん
建物の資産化、生涯収入を住まいだけにかけていることでは
豊かさにつながらないといったお話

1日の参加を通じて
建物の残存価値創造は今後の重要な国の課題となることを実感

雨のみちをデザインする仕事の一つに「長持ち」があります
メンテナンスなど維持管理についての知見がますます大切になってきますね

リノベ工務店サミット
リフォーム産業フェア2023

Akita Architect Project MOKU-SUI -木粋-


Akita Architect Project MOKU-SUI -木粋-
小田島工務店の代表にご案内いただきました

永く持続可能な住まいと地域をつくるプロジェクト
3棟の住まいを秋田の3名の建築家が設計

外壁には秋田杉
融雪にも活用できる小川が2本流れています
必然的に屋根勾配も小川のある方に
結果、このような町並みに仕上がっています


六郷地域は清水の里
小川の流れる音も楽しめますね


隣家どうしの繋がりを持たせ
塀もなく、造園は共有部分を設けています
大類造苑さん(西方さんの娘婿さん)が担当されています


西方設計さんもるくす建築社さんやまと建築事務所さん(リノベ)の3社が
それぞれ設計をされています


弊社秋田工場から自転車で約30分(8km)
セットでご覧いただくことも可能かと思います

なおお盆明けあたりから販売を開始されるそうです

Akita Architect Project MOKU-SUI -木粋-
小田島工務店

木の建築賞 授賞式

6月25日に行われた木の建築賞授賞式
お邪魔してきました
審査委員長の三澤文子さんのご挨拶


木の建築大賞
星野神社 覆殿+本殿
望月成高さん株式会社望月工務店、望月建築設計室)
あくまでご自身は職人とのことでしたが
こうした活動に取り組む大学や学生たちが
様々なコンペティションに応募しているそうです
すでに受賞は8つあるとか


選考委員特別賞・メンバーズチョイス賞
魚津市立星の杜小学校
久保久志さん(株式会社東畑建築事務所
東畑建築事務所さんだけでなく
地元の設計事務所(なんと子供をこの学校に入れるために近所に引越)
木材調達で活躍するNPO法人サウンドウッズさん
様々な地域のつながりからこの木造の学校が実現しています

地域の木で木造3階建ての学校をつくる見本となる建築
安井昇さんも嬉しそうでした


選考委員特別賞
ダイダン株式会社北陸支店
清水亮太さん株式会社プランテック

4階建ての自社ビルをあえて木造3階建てに
こうしたクライアントさんの存在も
木の建築賞では注目すべきところです


木の活動賞
飛騨高山の山林資源活用による循環経済モデルの実践
澤秀俊さん澤秀俊設計環境NPO法人活エネルギーアカデミー
山林資源が廻り始めていて、それが大きな輪になっていく
地域の木がつながっていくことは面倒もありそうだが
顔の見える関係で木だけでなく
お金、そして人と人との関係も繋がっていくプロジェクトです

その他、受賞された皆さんおめでとうございます

地域の木材がつながっていくことは
面倒なことも多いですが
その分、人と人のつながりができる
結果として地域にお金が落ちるようになり
地域の活性化にもつながる
RCは鉄骨とは違った可能性を感じた木の建築賞授賞式でした

第17回 木の建築賞 結果発表

すでに第18回の応募も始まっています

木の建築賞

品川区西中延k邸

急遽、当日お電話を差し上げて見学させていただいた西中延k邸
設計はアイプラスアイ設計事務所
施工は青木工務店 定番の組み合わせ
スタンダードを採用いただきました
ありがとうございます


二階が共有スペース
大空間で気持ちがいいです
納戸上部に上がらせていただきました


こんな場所です
高窓にはすべて電動シャッターが組み込まれています
日射の調整が可能ですね


ダイニングから
高窓から階段まわりまで光が入っています

南側の屋根の上部には太陽光パネルが搭載されています
緩勾配なので外からはちょっと気づかない感じでした


開放的な階段
飯塚さん、お忙しい中、ありがとうございました


畳の小上がり
開放的な中にもちょっと落ち着いた場も設けられています

品川区西中延k邸
設計:アイプラスアイ設計事務所
施工:青木工務店

野沢正光さん追憶エディッション


野沢正光さんがお亡くなりになりました
ご冥福をお祈り申し上げます

雨のみちデザインを企画・監修していただいている
真壁智治(M.T.VISIONS)さんとは同窓生

執筆やインタビューなど多方面にわたりご協力いただきました

私の記憶が正しければ
弊社とお付き合いが始まったのは
ご自宅にステンレス製の雨水タンクをつけた頃だったように思います
*20年くらい前でしょうか?

「雨のみちをデザインする」という言葉が生まれる前でした

その後も多くの建築でご採用もいただいています
*現在進行中のものもあります

そんな野沢さんのインタビューや連載をご覧いただければと思います

株式会社タニタハウジングウェア
代表取締役社長 谷田 泰

Akiya-A

Akiya-A
一部の方たちのあいだでは話題になっているプロジェクトではないでしょうか
見学する機会をいただきました


軒といはありませんでしたが
唯一のたてといはTANITAGALVAでした
ありがとうございます


リビング


吊り構造のスキップフロア
空間が様々なレイヤーでつながっています


海が見下ろせるっていいですね
右手には富士山も見えるそうです


こちらはRoof-1 詳細のお話を伺いました
よく考えられたエネルギーをつくる屋根です
*弊社も頑張らねば


Home-1も解説いただきました
電気に関することがシンプルに管理できるようになります
同じ画面がスマホでも見られるのでいつでもどこでも自由にオンオフできます
とてもスマートな生活になる印象です
販売が楽しみですね

今後も色々と情報交換ができればと思っています

モノクローム
Akiya-A
設計:中川エリカ建築設計事務所
施工:和田工務店