雨のみち①(愛・地球博)

道の側溝に砕いた瓦が敷かれています。
おそらく壊れた瓦の再利用でしょう。

雨に濡れるともう少し黒く見えるはず。
こうした色の変化も楽しめます。

水琴窟(愛・地球博)

葉っぱのドームの先にある水琴窟。通常は埋め込まれているタイプが多いですが、これは地上設置型です。高校生が柄杓で水を入れては、音を楽しんでいました。独特の綺麗な音がきこえてきます。ちなみに上部の竹は雨とい。雨が降るとここに水が流れてくるような仕掛けになっています。雨の日にも来てみたいですね。

樹幹流(愛・地球博)

以前のブログでも紹介しました樹幹流を集めています。森の自然学校にあった桜の木を利用。近くにはこんなコメントが掲示されています。ちなみに森林体験ゾーンではこうした様々な仕掛けがあり、結構楽しく歩くことが出来ます。

夕立

今日は東京で夕立がありました。思った以上に降ったようです(大手町90分で34mm)。都心部では舗装された地面が増えることで雨が地下に浸透しづらくなっています。結果として都市型洪水の発生回数が増えているということですね。雨を避けてきた都会へのしっぺ返しかもしれませんね。

バーチャルウォーター

食糧危機にA社長からコメントを頂きましたので、バーチャルウォーターにも触れておきたいと思います。バーチャルウォーターとは、農産物や製品の製造に使われた水を、その製品の購入者が間接的に消費したとする考え方のこと。右図にもあるように、日本では既に半分以上の水を輸入していることになります。つまり水の輸入大国なのです。ちなみにハンバーガーひとつに使われる水の量は1t。これからは食べ物の表示にカロリーだけでなく、バーチャルウォーターの使用量まで出るような時代になるかもしれませんね。

食糧危機

ある方から頂いた情報です。
将来、水戦争が起こると言われていますが、こうした状況からも伺えます。
日本は雨が多く、水は豊富と思われています。
しかし食物自給率は40%を切っているのが現状です。
雨のみちのデザインを真剣に考えていかなければなりません。

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 今世界ではグローバリーゼーションが進み、世界各国のあらゆる食べ物を口にすることが
できる豊かな時代です。しかし実はここ数年、穀物生産量は消費量を毎年大きく下回り過去
の在庫を取り崩しているという事実をご存知でしょうか。
 気温が数度上昇すると予測されている今世紀は、収穫量の激減が危惧されます。地球の
平均気温は過去30年間で約0、7℃上昇しましたが、記録上もっとも暖かかった上位4位
までがなんとここ6年間に集中しているということにも驚かされます。
 1950年から84年にかけて、世界の穀物生産量は人口を上回る速さで増加し、1人当たり
の穀物生産量は250kgから過去最高の339kgにまでなりましたが、その後は一転、穀物
生産量の伸びは人口の伸びを下回り、2004年の1人当たりの穀物生産量は9%マイナス
の308kgとなっています。
 今日の世界の食料増産の中には、地下水を汲み上げすぎる「過剰揚水」や農地を休ませる
ことなく耕し土壌の水分や養分を失わせてしまう「過剰耕起」、他にもあまりにも多くの家畜を
放牧して草を食べ尽くされてしまう「過放牧」があります。また海では乱獲があり、こうした
要因は突如として増産から減産に転落させる可能性が高いとものといえます。
 世界の食料需要が膨らむにつれ、灌漑用水の使用量も増加の一途を辿りました。世界の
水は70%が灌漑用水、20%が工業用水、残りの10%が生活用水に利用されていますが、
地下水層の枯渇と平行して都市の水需要が増え続けているため、灌漑用水が工業用水や
生活用水に転用されてしまう厳しい事態に直面しています。
 世界経済がより豊かになればなるほど、地球環境にダメージを与え、それはやがて再び
世界経済へマイナスのダメージとして返ってきます。2004年初めに中国が800万トンの
小麦を求めて世界の穀物市場に参入したことは穀物の「余剰時代」が終わり、「不足の時代」
そして「食料危機」の始まりを警鐘しているのではないでしょうか。

雨水をトイレに使うのはもったいない


学校エコ改修で活躍されている善養寺幸子さんが
環境gooグリーンピープルで紹介されています。
私も以前に足立区の自宅を拝見させていただきました。
ステンレス製雨水タンク(5t)が地下に埋め込まれています。

「雨水は綺麗なのでトイレに使うのはもったいない」

と流し水には生活排水を合併浄化槽で自家処理した水を2次利用しています。
雨水は浴室(ソーラー温水器で温める)やキッチンでの食器洗いなどに利用。
上水道がなくとも生活できます。
学校のエコ改修でも緑や雨を大切に考えていただいているようです。
こうした考えが教育現場に良いかたちで広がっていく事が望まれます。

雨が降りました

昨晩は「雨」でしたね。
「雨」の役割のひとつに土と緑の仲人役があります。都会の建物の屋根や屋上、そして舗装された道路に降る「雨」は残念ながらそのまま下水道に流され、海までまっしぐら。建築物や道路は大地の一部を借りて使っていると考えれば、出来るだけ大地に戻してあげることが大切です。そもそも普段使い慣れている上水道はどこに降った「雨」なのか?
緑に関わるようになると「雨」も天の恵みと思えるようになるので不思議ですね。

どう?雨とい・・・素敵でしょう?

「GWを利用して家族で長崎に旅行に行ってきました。ハウステンボスと長崎市内を1泊ずつの旅でした。異国情緒あふれるさまざまな建物を見ることができてとても楽しい旅でした。 そんな中、銅雨どいの多さに驚き、またその材質と建物との調和にびっくりしてきました。写真を撮ってきましたのでお送りします。
*ハウステンボスで、雨どいの写真を撮っていたのは多分私一人ではないでしょうか?(笑)」

友人より情報提供いただきました。
GW中にいった長崎への家族旅行中に撮ったものです。
このタイトルもそのまま使わせていただきました。

「どう雨とい素敵でしょ」
住まい手に自宅の雨のみちのデザインを自慢してほしいですね。