雨といの価値

旭川では取引先の展示会に参加しました。

何名かの施工店様から話を伺う中で、いろいろなことを考えさせられました。

・雨といの価値を充分に理解している
  本当はつけた方が良いことは判っているが、壊れてしまうのでつけられない
  雪のシーズンだけ取り外している家もある(無償で対応している)

・凍ることへどこまで対応できるか
  樋の中で凍る
  屋根の上で凍った雪が、塊となって落下する
  溶けた雪が地表で凍ると、一番危険(滑ってケガすることも)

・雨といをつけることをあきらめている
  受け金具を短いピッチで入れる、融雪ヒーターを設置するなど
  様々な対策にお金をかけても、うまく行かないことがある
  ならば、いっそつけない方が手離れが良い

今年は雪の多い地域もあるようですが、
以前のようにマイナス20度になるようなことも減り、
屋根のある家、雨といのついた家も増えているようです。

旭川市や留萌市などでユキノキを採用頂いた方の話も伺いましたが、
今のところ、特に問題なく、働いているようです。
雪の乗った写真を見せてくれる方もありました。

雨といの必要性は理解している方が多い中、
雪で壊れない+αの価値を提供する必要がありそうです。

*日本一寒い町 陸別市 についた ユキノキ の様子も気になるところです

札幌にて

昨年、春に ユキノキ 設置していただいたモデルハウスを見てきました。
*この写真ではわかりにくいかもしれませんが、雨といがついています。

屋根のない家から、屋根のある家を求める住まい手が増えている話。
近年、流行っている屋根材の話。
屋根に積もった雪が滑り落ちて隣地に迷惑をかけてしまう雪害の話。
換気棟の話。

雪国ならではの考え方がいろいろあることが判りました。
勿論、北海道も広く、地域によっても違いがあるようです。

屋根がある家が増える→軒といが必要になる

お役に立てることがありそうです。

サーモカメラ

緑のカーテン応援団の理事の方を通じて、サーモカメラを借りました。

画像をPC画面に連動できるようソフトを設定。
こんな感じになります。ちょうど私の前を社員が通ったところ。
タイムラグがあり、サーモカメラの画像には既に人の姿はありません。

明日の講習会で使ってみようと思います。

よしずをつかった遮熱実験を撮影。
霧吹きすると一瞬で表面温度が下がることが判ると思います。
緑のカーテンの蒸散作用を理解してもらえることと思います。

初めてサーモカメラをいじりましたが、いろいろ勉強になりました。

1.だいぶ安価な製品が出てきている
 サーモカメラというと高級車が買えるくらいの値段だと思っていましたが、
 高級PCぐらいで購入できる モノ もあるようです。

2.赤外線漏水調査に利用
 漏水の発見にも役立っているようです。
 こんな サイト もありました。

1台、欲しいですね。

京都・雨水の会

先週の話ですが、京都に行った際、お時間を頂いてお会いしたのが、
NPO法人京都・雨水の会の代表理事である上田正幸さん

京都市では雨水利用や緑のカーテンなどにも積極的だということもあり、
お話を伺ってきました。

その際、頂いた資料がこの2冊。

一つは、市内の小学校に設置した雨水タンクの資料状況について調査をしたもの。
もう一つは、学校の授業で活用できる水環境教育プログラム集です。

調査報告は172校のアンケート結果をもとに、
雨水タンクがどのように役立っているかが、判る内容です。
緑のカーテンや打ち水などに使われているケースもありました。

教育プログラムは、まだまだ実践で役立っているケースが少ないとのこと。
緑のカーテンも同様ですが、雨水利用もやってはいるけれども、
教育につながっていない学校が、まだまだ多いようです。

東京で緑のカーテンを実践している先生にご覧頂いたところ、
強い関心を示していただきました。

雨水利用の出口が見えていれば、
子どもたちにも、雨の大切さ、有り難さが伝わるように思います。

2009 雨水カレンダー

2009年の雨水カレンダーです。

トイレを雨水で流した日にマークがついています。

 1月- 7日間(満水1回)
 2月-10日間
 3月-10日間(満水1回)
 4月-14日間
 5月-10日間
 6月-22日間
 7月- 3日間
 8月-16日間(満水3回)
 9月- 8日間
10月-20日間(満水2回)
11月- 2日間
12月- 0日間     2009年 122日間/365日  33.4%

満水とは、1tの雨水タンクが一杯になってしまっている状態。

2008年比べると、利用日数が減っています。 (08年 198日)

ちょっと残念な結果に終わってしまいました。

いよいよあと10数時間で2010年。

来年も雨のみちをデザインする仕事に徹していきます。
ご支援よろしくお願いいたします。

おかげさまで200棟

2006年10月に発売したガルバリウム雨といスタンダード
お陰様で、09年11月に200棟/月を初めて越えました。
(軒とい販売メーター数から試算した弊社推測値による)

ご愛顧頂き、大変ありがとうございます。

銅製ステンレス製に比べると1棟あたりの単価が1/3~1/4程度。
それでも、ガルバリウム製雨といトータルで月商2000万円超となりました。
銅・ステンレスに続く当社の3本目の柱に育ってきたと考えています。

「年100棟は大丈夫」伊礼さんに開発当時言われたことです。
それまで、年商1千万円に満たない商品企画を通すことはありませんでした。

3年でその目標の2倍を1ヶ月で達成しています。
やろうと決めた私自身も驚いています。

この3年間で多くのことを学びました。
 半製品
 口コミの大切さ
 住まい手からの資料請求
 様々な納め方  etc

雨のみちをデザインする仕事を通じて
今後も皆さんのお役に立てるよう邁進していきます。

環境書道展

昨日は浦和で開催された環境書道展の表彰式に参加してきました。
この展示会は環境の事を考え、環境に関する言葉を書にする書道展です。
今回は2,700を越える作品の応募が千葉・埼玉・東京を中心にあったとのこと。
前回の2倍程度の作品が集まっています。

今回は埼玉で受賞された作品を中心に展示がありました。
そのいくつかを紹介します。
小学校低学年の作品。
どれも力強さを感じるものばかりです。
嫌われ者になりがちのあめですが、この書からは頼りになるあめといった感じがします。
本来はそう考えるべきなんですが・・・
雨・緑・水など自然を大切にする気持ちが伝わってきます。

表彰式には500名近い参加者があり、会場は溢れんばかりでした。
参加者一人一人が地球環境問題について考え、それを書で表現する意義ある展示会です。

次世代に負の遺産を残してはいけない

子どもたちの作品をみていて、そんなことを再認識させられた展示会・表彰式でした。

都会でできる 雨、太陽、緑を活かす小さな家

雨水の仲間が本を出しました。
「都会でできる 雨、太陽、緑を活かす小さな家」
17坪の敷地を購入、新築し、そこで生活について書かれています。

・地下には6tの雨水タンク
  2005年4月に引っ越されてから1度も空になったことがないそうです。
・太陽光発電パネル
  太陽光パネルは小さいですが、その自家製エネルギーを大切に使っています。
・緑のカーテン
  トケイソウの緑のカーテン。建物を覆うように茂っています。
  パッションフルーツがたくさんとれるそうです。
  自宅からも比較的近くであることもあって、夏に見に行きました。
  緑のカーテンに覆われたようなカワイイ家でした。

保健所で仕事をされている著者、中臣さん。
雨の水質についても定期的にチェック。
予想以上に良い結果で、これなら非常時、煮沸すれば飲料水にも使えるようです。

-自然と共に暮らすこと-
この住まいに引っ越されてから、中臣さんご家族の中心軸になっているようです。
そこに家族の絆を感じることができる内容です。

先日、お会いした際に、直々にサインを頂きました。
この本のどこかに私との会話が入っているとのこと。
読んでみたんですが・・・・  判りませんでした。

今度お会いした際に教えてもらおうと思います。

東京は雨

今日は一日雨のようです。
小降りだったので自宅から歩いて出勤。約4,500歩 往復すれば9,000歩です。
通勤だけなら、自転車よりもこちらの方が健康的ですね。

但し、時間は3倍かかってしまいます。