第2回 雨水ネットワーク会議

昨年に引き続き、雨水ネットワーク会議が開催されます。今年は福岡での開催。

天も
雨も
海も  「あま」と発音する語源を同じくする言葉

昔の人は、天-雨-海の水循環を言葉として表現していた。

開催主旨にはそんなことも記されています。

このチラシがご希望の方は別途(コメントでもOKです)お知らせ下さい。

読売新聞の最近の雨水に関する記事もリンクしておきます  こちら

私も参加したいんですが・・・・ 今のところ調整中です。

オーガニック・ガーデンのすすめ

もう一冊、本の紹介。
まだネットでは紹介されていないようだが
出版社より、「オーガニック・ガーデンのすすめ」が送られてきた。

著者はひきちガーデンサービスを経営するご夫婦。
もう7~8年くらい前からお付き合い。
雨水利用をしっかり奨めていただいている。
有り難いことです。

そして驚いたことに、この本の出版した創森社は、
4月にNPO法人緑のカーテン応援団・編著で
「緑のカーテンの育て方・楽しみ方」を出版した会社でした。

「オーガニック・ガーデンのすすめ」でも緑のカーテンが紹介されています。

つながることの多い今日この頃です。

取り付け後の様子

弊社の製品を取り付けて1年近く経過した方の住まいを訪ねました。
ひとまず、問題なく機能しているようです。

この住まいのポイントは木製デッキ。
雨といがないと、軒先の部分に雨だれが集中し、そこだけデッキが悪くなってしまいます。
もう少し経過を見なければなりませんが、今のところ問題は解消されているようです。

住まい手さんご夫妻にも喜んでいただいているようでした。

GW中はブログUPをさぼっておりました。
また本日より、まめに更新していきます。

恵みの雨

久しぶりの雨でしたね。

東京でも夜から深夜にかけてだいぶ降りました。
山火事が発生するなど、雨を待っていた方も多かったことと思います。
お陰様で自宅の1tの雨水タンクにも半分くらい雨水が溜まりました。
恵みの雨です。

昨晩、4/17の 全国緑のカーテンフォーラム に関する打ち合わせに急遽、参加。
13:30~行われる苗植え式の司会の役をいただいているので、
その段取りについてある程度確認ができました。

その後のフォーラムは前日・当日の流れなどを確認。
役所の方と深夜までの打ち合わせとなりました。
雨が降ることは判っていましたが、会場まで自転車で行ってしまったため、
帰りはずぶぬれに。

フォーラムにとっても、この深夜までの作業が 恵みの雨 であることを期待します。

緑のカーテンと雨水利用

パゴパゴ(PANGOPANGO)vol.002
この中で雨水利用緑のカーテンをセットで取り上げていただきました。弊社の緑のカーテンが取り上げられています。

サクラの花がほころび始め、緑のカーテンが始まる時期がやってきました。

緑のカーテンの成長に役立てばもきっと喜んでくれるはず。
是非皆さんも 緑のカーテン & 雨水利用 を始めてみましょう。

全国緑のカーテンフォーラムの案内は こちら

卒業式

3月19日は区内の公立中学校の卒業式。
地元の式に招かれ、出席してきました。
昨年、校舎が改築され、1週間前に校庭の整備が終了(仮校舎等の関係で)したばかりの学校です。

「先生方が身近に存在する良い大人の見本でした」

答辞で代表の生徒がそんな話をされました。とても良い卒業式でした。新校舎の壁面には一部 緑のカーテン ができるようになっています。
 *写真ではちょっとわかりにくいかもしれません校舎の脇には雨水タンクが・・・・。
いつの間にか採用されたようです。ありがとうございます。
この大きさでは、少しの雨でもすぐ満杯になってしまいますね。

雨水国際シンポジウム

報告が遅くなりました。
土曜日開催された雨水シンポジウムの報告です。

地球規模での水のマネジメントが重視される時代
一極集中・依存型から地域分散・自立型へ
以上の2点から雨水利用の果たす役割は役割は大きいと感じました。
遠い存在である雨とのかかわりを意識改革とシステムで
如何に根付かせていくかがポイントです。

規格化(システム)面では
・中水に位置づけられる雨水を上水に近い位置づけにすること
・地域分散・自立型社会をベースに、雨水利用の果たす役割を地域の財産として捉えること
・利用したい方の状況に合わせた設計、製品が提案できること

ドイツの雨水利用の規格DINの話や雨水貯留槽の水質の話
ソウル市のマンション計画で雨水利用(3,000tの貯留槽)導入で容積率3%UPの事例
狭小敷地でも充分雨水利用ができる都内住宅の事例

10時にスタートしたシンポジウムでしたが17時まであっというまでした。
青森や高知から参加されている方もあり、
雨水もやっと注目されるようになってきたようです。

最近雨の日が多い東京。
みなさんもこんな機会に雨について考えてみてはいかがでしょうか?

いよいよ明日です

国際シンポジウム
「雨水利用建築の規格化とその効果」

明日は私も1日会場にいる予定です。
お時間のある方は是非ご覧か下さい。

会場:建築会館ホール

10:00 開会 開会挨拶 東京理科大学 鈴木信宏名誉教授
10:15 基調講演 「地球環境と雨水利用」 広島大学 村川三郎名誉教授
11:00 ワーキンググループ報告
      「設計における課題」  雨水設計WG 佐藤清主査
      「事業者の取組」    雨水事業WG 屋井裕幸主査
      「雨水の都市における
       新たな水資源としての制度化に向けて」 雨水精度WG:村瀬誠主査

 昼食休憩

13:00 海外報告
      「ドイツにおける規格化の現状」 建築家 クラウス W.ケーニッヒ先生
      「ソウルの新しい雨水政策:4alls for aii」 ソウル大学 ムーヨング・ハン教授

 休憩

15:15 パネルディスカッション
      「雨水利用建築の規格化とその効果」
       主題説明 雨水利用システム企画小委員会 神谷博主査
       コーディネーター:神谷博主査
       コメンテーター:佐藤清主査・屋井裕幸主査・村瀬誠主査
       パネリスト
        「雨水で涼房」 アルキテクタ都市建築設計室 黒岩哲彦先生
        「雨水の水質」 文京区文教保健所 中臣昌広さん
        「雨水で洗濯」 東京洗剤プロジェクト 早坂悦子さん

17:00 終了予定

雨水利用建築の規格化とその効果

天候に関係なく快適な生活ができる今日。
現代社会は、そんな様々な自然の恵みとの関係を
断ち切りすぎてしまったと感じています。

雨は地面を掘り起こすことなく利用できる数少ない資源。
雨といの役割を再認識する機会でもあります。

関心のある方は是非お申し込み下さい。
*私も当日参加する予定です。

国際シンポジウム「雨水利用建築の規格化とその効果」

日 時:2009年2月21日(土)10時00分~17時00分
会 場:建築会館ホール
    〒108-8414 東京都港区芝5丁目26番20号 
参加費:2000円(資料代含む) 定員あり(150名、事前申込制)
◆申込み先
E-mail:ono@aij.or.jp(建築学会事務局 大野)
◆申込方法
催物名称、参加者氏名、勤務先等を明記し、上記メールアドレスへお申込みください。

シンポジウム内容
1,基調講演:
「地球環境と雨水利用」 村川三郎(広島大学名誉教授)
2,海外報告:
「ドイツにおける規格化の現況」 クラウス・ケーニッヒ(建築家・fbr理事)
「韓国における取組と制度整備」 ムーヨング・ハン(ソウル大学教授)
3,シンポジウム:
雨水利用システムの規格化について 神谷 博(法政大学兼任講師)
設計における課題 佐藤 清((株)テクノプラン)
事業者の取組 屋井裕幸((社)雨水貯留浸透技術協会)
雨水に関わる制度 村瀬 誠(墨田区役所)

パネルディスカッション「雨水利用建築の規格化とその効果」
 パネリスト
 「雨水で涼房」黒岩哲彦((株)アルキテクタ)
 「雨水の水質」中臣昌広(文京保健所)
 「雨水と洗濯」早坂悦子(NPO法人 雨水市民の会)