6月の雨水利用実績

自邸の1Fトイレの写真です。
6月は全日カレンダーにマーキングされています。
つまり毎日雨を使っていたということ。
1tのタンクでもこの時期は有効に使えます。

今週末は雨のようですが、ちょっと減ってきているので補給されるのが楽しみです。

雨の授業

会社の近所にある小学校にお招き頂き、
緑のカーテンを育てている6年生に雨の授業を行いました。

最初に6年生の子供たちから「midori」のプレゼント
本当は最後に歌う予定だったようですが、
私が最後まで参加できないため、最初に歌ってくれました。

緑のカーテンを育てている子供たちが自分のために歌ってくれる「midori」
これ以上のプレゼントはありません。

私にとっては初めての経験ですが、
既に数年前から何度も行っている雨の授業。
その前半を担当しました。

まず最初に「雨が好きな人」と聴いてみました。
1/3くらいの子供が手を挙げてくれました。
一人の男の子に理由を聞いてみると「濡れるから」
何とも子供らしい回答で嬉しくなりました。

次に「緑のカーテンが好きな人」と聴いてみました。
全員の子供が手を挙げました。(狙い通りです)
一人の男の子に理由を聞いてみると
「水やりやツルの誘引をするのが楽しい」
育てる楽しさを感じているようです。とても良いことですね。

そして3回目に
「それでは緑のカーテンが大好きなみんなに聞きます。
 一人一人緑のカーテンになった気持で答えて下さい。
 緑のカーテンさんは雨が好きですか?」
もちろんこの質問も全員が上げてくれました。

「雨は大地に降り注ぎ、すべての命を潤して、いつか空に還る」

雨をそんな風に考えてくれたら雨も喜ぶと思います。

さて授業の前半では
 地球は水の惑星であること。
 表面は水に覆われていること。
 日本は雨が多い国ですが、人口一人あたりの雨量は以外と少ないこと。
 雲をつくる簡単な実験(これは大人でも結構おもしろい)。

そしてビデオの放映
 先日放映された村瀬さんが登場する「夢の扉」
 石油から水の戦争が起こるといわれている21世紀。
 その解決に雨水利用が有効であると村瀬さんは訴えます。

後半では雨水利用のまとめ
最後に水道水と純粋の雨水の違いを見てもらう石鹸を使った実験
 *そもそも石鹸かすは水に含まれる硬度-Ca、Mg-が石鹸と結びついて出来るもの
  雨は純粋なので石鹸かすが出来ずに泡立ちも良くなります

これで小学校の授業2コマ分となります。

この授業を通じて、雨を好きになってくれる子が一人でも増えると嬉しいですね。

地元のケーブルTVや都の方もお越しになっていました。

施工立ち会い

友人宅を利用させていただき、社員が施工する機会を頂きました。金具の取付軒樋の取付無事終了

慣れないとなかなか思い通りにはいきませんね。
施工店の皆さんに改めて感謝です。

「ステキでオトクなエコ生活」

「ステキでオトクなエコ生活」をテーマに
雨水利用を実践されている方の住まいが明日NHKの番組で取り上げられます。

6月6日(金)20:00~20:43
「新トーキョー人の選択」

今回のテーマ
「ステキでオトクなエコ生活」
・喜多見のエコハウス
・練馬区の雨水利用(トイレシステム1号棟)

詳細は光設計、栗原さんの ブログ も参照下さい。

*私は外出予定があり、録画して週末チェックする予定です

雨水の利用状況

自宅の雨水の利用状況をチェックしてみました。

このメーターが貯留タンクから
1Fトイレとベランダ(外水道)に供給されている水の量です。
但し、雨水が少なくなると自動的に上水道が補給されるようになっています。


このメーターは貯留タンクに上水道が補給された量です。
すなわち
25.8m3-13.7m3=12.1m3
これが利用した雨水の量になります。
昨年9月1日から8ヶ月弱。まあまあの使用量ということになりますね。
集水面がもう少し大きいともっと利用量が増やせそうです。


ろ過沈殿槽の内部です。
溜まった水にも透明感があり、特に問題はなさそうです。


こちらはタンクの内部です。
特ににおいもなく良い状態のようです。

かわいいパラダイムのまとめ

楽しませていただきました

昨年12月に開催された「かわいいパラダイム」
その結果報告等の資料がOZONEより送られてきました。

長い時間だったにも拘わらず、 前向きな意見が多く良かったです。

しかし企業プレゼンは難しいですね。
アンケートの中にも数件、厳しい意見がありました。
*もっと多数あると思っていたのでちょっとホッとしています。

品やサービスを提供する企業サイドがカワイイといった時点で
かわいくないものになってしまうように思います。

商品やサービスをカワイイと思うユーザーがプレゼンして、それをジャッジする。
そのやりとりを見ながら企業は、今後果たすべき役割を考える。
そんな場があっても良かったかも知れません。
*もちろんカワイイといってくれる第三者がいなければ 出場出来ませんが・・・・

弊社のブースに訪れたチームカワイイのメンバーが
「ここがカワイイんですね」
とラッパ型の集水器を 指しながら言っていただいたことが印象に残っています。

ちょっと忘れかけていた「カワイイ」を思い起こす機会となりました。

必要最低限の資源の確保

水・食料、そしてエネルギーを如何に確保するかが世界の今後の課題。

先週末、ある方より日本についてこんな話を伺いました。

1.水
 雨が豊富であるだけでなく海に囲まれている
  海水の淡水化 60円/t
   日本で一番安価な水道料金 河口湖 約 35円/t
   日本で一番高価な水道料金 夕張市 約600円/t

2.食料
 耕作面積の生産調整をしている国は日本と韓国だけ
 食料の約20%は食べずに捨てられている
 飽食がなくなれば肥満・メタボなど医療費削減効果も期待

3.エネルギー
 日本には約40万kmの河川や水路がある(地球10周分)
 小水力発電技術と省エネ技術の進歩
  *水力発電は立ち上がりが早い→必要なときに動かせば良い

雨のみちが健全になればなるほど、本来の姿に近づくように感じました。

スタイルハウスEXPO

土曜日にいってきた展示会。
こちらのブースで雨水利用システムを展示させていただきました。
ビルトインカーポート内で泡状の洗剤と雨水が天井から投下されるようになっています。プラグインハイブリットカー。
まだ世界に30台しかない試作車。
家庭用の電源から充電できる仕組みになっています
投入した費用を考えると超高級車ということになるのでしょう。

同会場で、住まいの環境デザインアワードの入賞作が発表されていました。
お会いしたことのある方も数名いらっしゃいました。
おめでとうございます。

ジャパンホームショーに比べると出展数・来場者数は少ないですが、
ハウスメーカーや高級住宅に力を入れている工務店・設計事務所が出展していました。
久しぶりに以前お世話になった諸先輩にお会いすることもできました。

信楽くん

信楽焼の窯元の方と共同開発ということで パッコン の相方をつくっていただきました。
これは先日、設置していただいた区内の方の自宅の写真。
雨が降ったときの様子を送っていただきました。

地元の滋賀では こんなところ でも設置されているようです。

この商品をきっかけに、雨とかかわる生活をされる家族が増えることを期待します。