ロシアの雨のみち


先日お会いした商社の方から頂きました。
ドイツ赴任時代にとったロシアの住まいの写真。
建物をみて私のことを思いだし、記録していただいたそうです。
いわゆる明治村のようなところがあり、約200年前の建物とのこと。

屋根から受けた雨を建物に影響なく地面に返す。
この雨といなら雪で壊れることもなさそうですが、
もしかすると積雪期には外していたのかもしれません。

木に通とかいて「樋」

まさに雨といの原点をみるような建物ですね。

Hさん、貴重な写真をありがとうございます。

NPO雨漏り診断士協会


雨漏り診断士協会の理事長・専務理事・副理事長と会食をする機会を頂きました。

住宅の場合
 ・近年、築浅の建物で雨漏り発生事例が増えている
 ・80%位の建物で雨漏り(建物内部への雨の進入)が起きているが、
  実際に住まい手が気づくところまで行くケースは少ない
 ・賃貸物件は雨漏りが発見されにくい(修理に入られるのが面倒)
 ・内装業者はクロス張り替えの際に雨漏りらしきものに気づいても
  そのまま施工してしまっているケースがある(仕事が出来なくなるため)
 ・異常気象で豪雨、強風発生件数が増えているので、雨漏り物件も更に増えるだろう

防水技術が進む中、「雨仕舞い」がおろそかにされている。
結果として、建築業界における「雨仕舞い」の技術要求や施工方法のレベルが低下している。
「雨仕舞い」を一番理解している板金業界に頑張ってほしい。

雨漏りに関する熱い議論が2時間以上交わされました。

「雨仕舞い」がしっかりしていれば、防水工事は入らない。
そうなれば我々の仕事はなくなってしまうが、それが本筋。
防水工事業者の役員の発言です。

板金業界の存在価値を建築業界で見直していただく良いきっかけになりそうです。

雨のみちを語り合う

「一度取り付けた雨といを外してまでスタンダードに変更した物件がある」

施工店様から頂いた情報を頼りに建築家Hさんへアプローチ。

ライターHさんの知人とわかり、会食の機会を頂きました。

3名+工務店N社長ご夫婦、元編集長のUさん、弊社から2名、計8名で
お話を伺うことが出来ました。あっという間の4時間でした。

雨仕舞いに関する様々な情報提供。
量を追わない商品開発体制。

雨のみちはまだまだ奥が深そうです。

楽しいひとときをありがとうございました。

   ビフォー     アフター

雨のみちが考えられた住まい

あたり前の家の雨のみち(1)

とあるブログで紹介された建物をTBさせていただきました。
雨のみちについてその意匠性や雨を活かすことがデザインされた住まいです。
是非、見に行ってみて下さい。

全国の工務店経営者が見学に行かれているようです。
 こちらのブログ より

著名な方の住まいなので簡単ではないでしょうが、一度、見に行ってみたいですね。

二本のたてとい(0305)

業界の環境に対する意識(0226)

今回の朝会では松山で見てきた坂の上の雲ミュージアムの話をしました。

一つ前のブログに上側から撮った写真を載せましたが、
そのたてといをUPしたものがこの写真です。

二本のたてといの違いが判りますか?
そうなんです。
左側のたてといには、雨水が流れてくる管がつながっています。
(上部のところ)
しかし、右側のたてといのは何もつながっていません。

左側は雨を流すための役割を果たし
右側は外観のデザインのためにたてといを一本ではなく二本並べられています。

まさに雨のみちがデザインされた建物ですね。

ちなみにバンドは現場溶接されているようで、その影響か少し色が変わっています。

エコロジーの風

業界の勉強会「エコロジーの風」で雨水利用の話をする機会をいただきました。
彼と私の2名で参加。(写真は彼です)
60名近い参加者があり、その人数の多さにビックリ。
質問も8名くらいからいただきました。
雨水利用に関心を持つ業界の方が増えているようです。
うれしいですね。

設置しました

頂きました

区の協力をいただき、モニター設置している2カ所に看板を設置しました。こちらは公園にある集会場。こちらは別の公園内にあるトイレ棟です。

問い合わせが来ることを楽しみにしています。

光明禅寺

太宰府天満宮の脇にある光明禅寺。
書の方のお奨めもあり立ち寄ってきました。とても風情のあるお寺です。一滴海の庭です。とても落ち着いた雰囲気があります。仏光石庭。苔のとても綺麗なお庭です。
太宰府天満宮から5分くらいのところですが、人手も少なくゆったりとした時間が流れていきます。雨のみちもデザインされていました。

ちなみに このサイト で四季折々の庭の様子を楽しむことが出来ます。
春や秋にも訪れてみたいですね。